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陽と月  作者: 如月いさみ
陽と月

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第二話 別れの曲が流れる時 8

 佐藤周はそれに笑みを浮かべ窓際に足を進めると

「確かに年は若いが……プロ中のプロだ。それこそこの部屋に何があっても口外をすることはしない。先生の目を見れば分かる」

 と告げ

 「だがこちらが牙をむけば向こうも黙ってはいないだろう。それもプロたる所以……お前は変な考えを出さずに黙っていろ」

 と告げた。

 

 その下で月がエレベーターから降り立つと陽が立っており

「……久しぶりだな」

 と声を掛けてきた。

 

 陽は月が行った先もその相手がどういう人物かも知っていて待っていたのである。

 

 佐藤周は陽が配属された組織犯罪対策部の中で現在追っている一般人を巻き込んだ密輸入組織の日本側の主犯者である。

 

 もちろん、警察も持明院月がそれに関わっているとは考えていない。

 だが、自分たちが踏み込めない領域に月は踏み込める人間だと考えているのだ。

 

 その話を陽は勇介と共に夕食の席で萬田から聞いた。

 

 陽は月に歩み寄ると

「話がある」

 と告げた。

 

 月は陽を見ると

「俺にはない」

 と答えた。

 

 陽は月の手を掴むと

「その、色々謝りたいこともあるし」

 と告げた。

「10年後に会おうって島に行くって約束したのに行かなかったの怒ってるんだろ? ごめんな」

 

 ……。

 ……。

 

 月は目を見開くと

 「は?」

 と声を零した。


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