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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

追放された回復役の私、本当はエリート時魔導士でした ~ヒーラーやれます!お金ほしいです!~

作者:伊賀海栗
回復役であるネネユノ・ネネカバナはある日パーティーを追放された。
装備もお金も巻き上げられて放り出されたのだ。血も涙もない。
明日を生きるため、急ぎ向かった冒険者ギルドで出会ったのは、国王直属のエリート集団「月侯騎士団」の団長ファヴ・ファレスである。
緊急で回復役を探しているらしく、ネネユノが名乗りをあげた。

「ほしい人材はランクB以上だ」

確かにネネユノはCランクだが、ここは譲れない。それに回復に関して高ランクヒーラーに後れを取るとも思わない。
ネネユノは腕まくりをして立ち上がった。

「んじゃ、見ててくださいね」

ネネユノは時魔導士である。
即死じゃなければなんでも回復できると証明しよう。だって時間を戻すのだから。
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