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第5話【南瓜の娼婦と真名】

 酸素を奪われていく最中、泡沫うたかたの夢を見る。



『――遅かったか』



 鉄錆の臭いで充満する部屋に落ちる、白百合を想起させる声。


 顔を上げると、透き通るような銀髪と色鮮やかな青い瞳を持った黒衣の魔女が息を切らせて立っていた。彼女が足を踏み入れると、清涼感のある香りが鼻孔を掠める。

 真っ赤に染まった部屋を見回して、それから座り込んだまま呆然とする自分に歩み寄る。宝石にもよく似た美しい青の瞳に見据えられると、不思議と身体が動かなくなってしまうような気がした。まるで、氷像みたいに。


 その魔女は自分と目を合わせる為に膝を折り、それから頬を撫でてくる。結婚を約束した魔法使いに傷つけられ、南瓜の悪魔と契約をしたことで歪に塞がれた傷跡を。



『狙われるだろうって思ってた。だからどうにか身請けを出来ないかと金を用意したけれど、相手の方が先だったな』



 そうして、彼女は。



『助けられなくてごめんな』



 優しく、抱きしめてくれた。



『その選択をさせてごめん。逃げ場をなくさせてごめん。――世界を、嫌いに思わせてごめん』



 彼女は、何もしていないのに。

 彼女は、何も悪くないはずなのに。


 まるで世界の代弁者かのように、謝ってくれた。



『貴女は、何も』


『悪くないか? でも、助けられなかった時点で同罪だろ』



 彼女の身体は冷たくて、それでも頭を撫でてくれる手は酷く優しい。

 嘘偽りのない本心で、彼女は謝った。「世界を嫌いに思わせてごめん」と、心の底から。


 それが、何だか温かくて。



『嫌いになったなら、また好きになればいい』



 銀髪の魔女は、優しく笑って。



『絶望するにはまだ早い。――世界はまだ、思った以上に広くて綺麗だってことを見せてやる』





 ――泡が弾けるように、暗転。





『ユフィーリア、また君は色んなところからホイホイと人を拾ってきて!! 犬猫を拾ってくる感覚じゃないんだよ!?』


『うるせえ、知らねえ、関係ねえ』


『雇うのはこっちなんだよ!!!!』



 閉ざされた扉の向こう側で、男女の声がぶつかり合う。


 耳を塞ぎたくなるような喧しい声で男の方が喚き立てるも、女の方は飄々とかわしている。何を言われても、叫ばれても、責められても、どこ吹く風と言った態度で相手に応じている。

 話題になっているのは、おそらく自分のことだ。彼女が自分を拾ってきたから怒られているのだ。


 それが酷く――迷惑をかけているのではないかと。



『しかも悪魔憑きだし!! せめて憑いている悪魔だけでも落としてよね!?』


『え、やだよ個性じゃん。いいだろ、世の中は多様性の時代だよ』


『悪魔憑きが多様性って聞いたことないんだけど!?』



 はあー……と男の方が深いため息を吐き、



『悪魔憑きは連鎖的に悪魔の被害を振り撒く恐れがある。それに宿主だって危険な状態になりかねないんだよ』


『現状のあいつは、契約した悪魔によって生かされているようなものだ。元から保有魔力量が少ないのに、悪魔と契約をしたことによって多少の底上げが確認されてる』


『だから何だって?』


『悪魔と共存させる。そうすりゃ、まだ魔法が発展してないこの世界でも十分すぎるぐらいに生きられるだろ』


『聞いたことないんだけれど。まるで夢物語みたいじゃないか』


『お前が夢を否定するのか? 誰よりもロマンを求めてたお前がよ』



 男は言葉を詰まらせ、最終的には『はあ、分かったよ』と応じる。



『履歴書だけど、アイゼルネだっけ? 最終職歴が娼婦かぁ、評判が下がらないといいけど。しかも純真さを司る処女神の名前だし』


『いいじゃねえか、どんな名前だって。本名を隠すことは悪魔憑きにとって重要なことだぞ』


『本当の名前を知られると死んじゃうんだっけ。ただ例外はあったような気がするけど』


『本名を明かすことは命を握らせることと同義だ。他人に命を握らせるようなことをさせちゃいけねえよ』



 女は軽い調子で笑い飛ばしながら、



『だってこの世は自由だろ。何を選ぶのも、どうやって生きるのも、選ぶ面白さがあるから世界は楽しいんだ』





 ――幕が下りて、暗転。





『絶対にこっちの方がよくなぁい!?』


『はい出たー、男の夢の押し付け。絶対にメイド服だって、似合うからアタシの目に狂いはないから』


『ボンテージ服だって悪くないよぉ!?』


『ロリータの方がいいでしょ!!』


『『お前はすっこんでろ、ピュアボーイ!!』』


『ひっでえ!!』



 自分を取り囲む、多数の煌びやかな衣装。


 ドレスもあればフリル付きのスカートもあって、洋袴もある。どれも、両足のない自分には必要のないものだ。

 着れないものを選ぶことはない。今もなお自分をこの場所に連れてきてくれた魔女と、職場の先輩たちらしい彼らが激しく言い争っているものの、どれも着れないものだらけで自然と選択肢が狭まってしまう。



『あ、あの、私は』


『アイゼ、どれがいい!? やっぱりメイド服!?』


『メイド服は安直だって言ってンだろ変態魔女』


『うるせえ被虐趣味がよ。お望み通り、尻を踏みつけてやろうか?』


『甘いねぇ、鞭打ちまでやって完璧だよぉ』


『頭がおかしいのは通常装備ってことだね!!』


『ハルちゃんに余計なことを教えたのは誰ぇ?』


『アタシ』


『殺す』



 自分に両足がないことを気づいていないのか、また衣装談義に戻ってしまった。これでは収拾がつかない。



『あの、おねーさんは両足がないから』


『え?』


『だからスカートも洋袴ズボンも穿けないの。穿く為の足がないんだもの』



 風になびくスカートが羨ましい。

 自分で大地に立てる彼らが、凄く眩しい。


 両足は、自分自身が持っているものではないから。



『何だ、そんなことで悩んでたのか』



 軽い調子で言う銀髪の魔女は、手にしていたフリル付きのメイド服を魔法でどこかに片付けてしまうと、代わりに一抱えほどの箱を手元に転送した。

 座り込む自分の前に傅いた魔女は、その箱を開ける。まるで結婚指輪を片手に婚姻を申し入れる時のような。


 開け放たれた箱の中には、天鵞絨張りの台座に義足が寝かされていた。膝や足首といった部分は球体関節が特徴的となっており、それを装着すればさながら操り人形のようになるだろう。



『お前専用に誂えた義足だ。動きの良さ、耐久性、どれを取っても自信作。肌触りもいいから装着した時も痛くならないように設計したぞ』


『貴女が、作ったの?』


『おうよ。アタシは世界で最も優しい魔女だからな』



 銀髪の魔女は『あ、それと』と言い、



『義足を装着しても、歩けねえのは困るよな。しかも両足がないんだから』



 そう言って、彼女が次いで差し出したのは踵の高い靴だ。


 自分が、夢にまで見た靴。

 かつて、姉が舞台に上がる時に履いていたものと同じ。装飾らしいものはないシンプルな意匠だけれど、靴そのものを贈られるとは。



『この靴は、義足でも自由自在に歩けるように魔法をかけておいた。頑張って、歩行の訓練をすればお前も自由に歩けることが出来るようになる』



 銀髪の魔女は義足と靴を自分に差し出して、



『な? もう「足がないから」って諦めることもなくなる。だから、もう諦めるような言葉はなしにしようぜ』



 その言葉が、どれほど救われただろうか。


 足がないから歩けない、煌びやかな衣装を身につけることだって出来ない。

 けれど、義足と魔法の靴があれば。もう色々と諦めることはなくなる。



『さあアイゼ、どうする? メイド服にする?』


『メイド服は嫌よ』


『あれぇ!?』



 驚愕する銀髪の魔女に、自分はずっと着たかったものを強請る。



『赤いドレスがいいわ』



 かつて一度だけ、舞台に上がった母親が着ていたドレスを想像した。





 ――落ちて、暗転。





『お、新しい化粧品? いい色だけど、ちょっと派手すぎるんじゃねえの?』


『そうかしラ♪』



 鏡に向かう自分に、銀髪の魔女はそんなことを言う。


 目元は煌びやかに、頬も血色がよく見えるように。唇もぷっくりとさせるように口紅は欠かせない。化粧の技術はこの場の誰よりもある。

 でも、確かに言われてみれば濃いような気がする。そうしなければ、周りの美しいものたちに埋もれてしまうことを危惧するように。



『でもユーリが綺麗だかラ♪』


『アタシが綺麗なのは当然のことだが?』


『自信が凄いわネ♪』



 娼婦の世界でも類を見ない自信たっぷりな物言いに、さすがの自分の反応に困った。


 化粧は武器だ。醜い自分自身を隠す為の。

 何もしなくても綺麗な彼女のようにはなれない。自分は愛される為に化粧で誤魔化さなければならないのだ。



『アイゼ』



 横から魔女の手が伸びてくる。



『今日の化粧はアタシにやらせろ。はい決定、落として落として』


『あらやダ♪ みんなを待たせてるのニ♪』


『女の身支度には時間がかかるんだよ。分からせてやれ』



 せっかくした化粧を問答無用で落とされて、魔女は『どれがいいかな』なんて化粧品を吟味していく。


 用意してくれた鏡台には、たくさんの化粧品が並べられていた。どれもこれも男受けがいいものだと娼婦の時代に同業者から教えられた化粧品ばかり。匂いがきつくて、色が鮮やかで、正直に言えばあまり好みではないものだ。

 その中に紛れ込んで、自分の好みの化粧品がごく僅かながらある。色が好みで、つい選んでしまった化粧品だ。使い機会はないから、埃をかぶるだけで。


 魔女の指先はその化粧品を見事に選び抜く。



『ん、これいいな。いい色じゃねえか』


『おねーさんには地味じゃないかしラ♪』


『何言ってやがる。化粧は女の武器だって言うだろ。なら自分の好きな化粧で勝負したいじゃんか』



 慣れた手つきで、魔女の指先が自分の肌に触れる。

 頬の傷跡を撫でられた時と同じく、冷たくて柔らかくて優しい手つき。それは酷く安心できるものだ。


 やがて『完成!!』と意気揚々と魔女は告げ、



『どーよ、この技術。まあ、アタシにかかればこんなもの』


『普通ネ♪』


『お前、凄え素直に言うのな。ちょっと傷つくわぁ』



 自信満々に言う銀髪の魔女の化粧技術は、まあ上出来と言えば上出来だろう。これで娼婦の仕事が出来るかと問われれば地味だから無理なのだが。


 それでも、これは。

 どれほど地味な化粧だろうと、自分の好きなものばかりを詰め込んだ化粧なのだ。



『おねーさんは好きヨ♪』



 そう言うと、銀髪の魔女は嬉しそうに笑って見せた。





 ――吸い込まれて、暗転。





『髪は魔女の命だって言うだろ。じゃあ大事にしねえとな』



 髪を洗われる感覚が心地いい。


 ちゃぷん、と肩まで満たすお湯。両足のない自分がお湯に沈まないように配慮した量が浴槽を揺蕩う。

 義足はお湯に対応していないとのことで、入浴の際は外すようにしているのだ。その為、移動には誰かの手を借りなければならないのである。この魔女が率先してやってくれるのはありがたいが、彼女の負担になっていないだろうか。


 ――いつか姉に吐き捨てられたように、嫌いになられないだろうか。



『ユーリはどうしておねーさんのことを気にかけてくれるのかしラ♪』


『ん?』



 銀髪の魔女は洗髪剤で自分の髪を洗ってくれながら、



『お前が子供の頃だったかな、レティシア王国で移動サーカス団としてやってきただろ。アタシさ、あの手品の演目が好きで毎日観に行ってたんだよな』


『あラ♪』


『魔法を使っていないのに、本当の魔法使いのように振る舞うんだぜ。いつか絶対に名前を世界中に轟かせる奇術師になるに違いないって思ってた矢先に、あの事件だろ。残念だと思ってたら、花街でお前を見かけてさ』



 鼻孔をくすぐる、薔薇の香りが安心感を与えてくれる。



『娼婦としての仕事も生き生きやってるからいいだろうとは思ったんだけど、やっぱりどうしてもお前の手品の腕前が世界中に知られないのはおかしいだろって。アタシなんか魔法を使わなきゃ出来ないことなのに、魔法を使った雰囲気は一切ないのにさ。相当努力を重ねたんだろうって』


『お褒めに預かり光栄だワ♪』


『あれだけ生き生きと手品をしてたお前が忘れられなくてな。好きじゃなかったら、あんな舞台で堂々と手品の腕前なんか披露しねえよ。努力だってやりたくないものに割くより、やりたいことに割いた方が上達も早いだろうしな』



 濡れた前髪を指で払うと、そこには顔を覗き込んでくる魔女の笑顔があった。



『だから、もう一度。世界を好きになって、お前の手品を間近で見ることが出来たらいいなって』



 その青い瞳には、本当に、心の底からの感情が乗せられていた。

 自分自身が疲労した手品に、心を奪われた純粋無垢な感情。子供の頃に何度も舞台から見渡した、観客たちと同じような期待と羨望の眼差し。


 彼女は、多くのものを自分に与えた。


 自分の為にする化粧、自分の為に選ぶ衣装。ちゃんと自分に選択肢を提示して、その選択肢を尊重してくれる。

 そして何より、両足をくれた。自分自身の両足で立って、どこまでも歩いていけるように。夢にまで見た、自分のものの足が。


 何か、返せるのだとすれば。



『××××・××××』


『え?』


『おねーさんの、大事な真名ヨ♪』



 何度も触れられて、何度も撫でてくれた彼女の手のひらに、そっとキスをして言う。


 悪魔憑きである自分は、真名を他人にバレたら死んでしまう。そういう常識であると言うのは、この魔女から教わった。

 でも、自分で他人に明かすのは問題ない。それはつまり、その人に自分の命を預けるということだ。


 そうしてもいいぐらいに、好きになってしまったのだ。



『自由を与えてくれた優しい魔女様。私の命を、貴女に捧げるわ』



 どうかこれからも、末長く。



『こんな美人の命を預かるなんて、責任重大だな』



 魔女は仕方なさそうに微笑んで、







 ――「アイネア・クラウン!!」







 硝子絵図が叩き割られる。


 飛び込んできたのは、透き通るような銀髪と色鮮やかな青い瞳を持った黒衣の魔女だ。

 ユフィーリア・エイクトベル。上司で、我らが敬愛する魔女様。



「あらぁ、悪魔祓いの厄介な魔女ねぇ」



 イーダはジロリと硝子絵図を割って乱入した魔女を見やる。そのせいで、自分の首を締め上げる力が緩んだ。


 ただ、イーダが攻撃する暇はなかった。そんな暇を与えぬほどユフィーリアは早かった。

 彼女は強く床を踏みつけて吸血鬼に肉薄。その寸前でふわりと跳躍すると。



「なァにしてんだ邪魔だクソボケ!!」



 華麗な、あまりにも華麗な飛び蹴りがイーダの顔面に炸裂した。


 蹴飛ばされた衝撃に耐えられず、吸血鬼の娘は呆気なく吹き飛ばされる。着地を果たしたユフィーリアとは対照的に、顔面を蹴られたイーダは背中から地面に落下していた。肉が叩きつけられるような音が耳朶に触れる。

 彼女の綺麗な顔立ちは、ものの見事に崩壊していた。白目を剥き、鼻は折れ曲がり、不細工な気絶の顔を晒している。とても可哀想だが、心の中で「ざまあみろ」と指差して笑ってしまった。


 ユフィーリアは仕留めた吸血鬼から視線を逸らすと、咳き込む自分を力強く抱きしめた。



「助けるのが遅くなってごめんな、よく頑張ったな。――アイネア」


「……ユーリ♪」



 不思議と、自分の口から漏れたのは自分自身の声だった。弾んだ調子で、どんな感情でも楽しそうに聞こえるような。



「おねーさんのこと、好きかしラ♪」



 冗談混じりに問えば、彼女は「おう」と言う。



「愛してるよ」


「きゃッ♪」



 あまりに恥ずかしくなって、思わず変身魔法が解けてしまった。


 今まで着ていたゴシック調のドレスに、魔女が見繕ってくれた球体関節が特徴の義足。足首に引っかかる繊細な鎖で作られた装飾品が、月明かりを受けて煌めく。

 視界の端で揺れる色鮮やかな緑色の髪、頬に触れれば針金で無理やり留めたような傷跡の感触がある。どうやらちゃんと元の姿に戻れたようだ。



「あ、あの」



 意識外から声が飛んでくる。


 ハッと顔を上げれば、そこには見知った女子生徒のリタとその他大勢がいた。逃げる隙さえなかったようだ。

 この場にいるということは、自分の本名も知られてしまった訳で。



「リタ嬢」



 ユフィーリアは雪の結晶が刻まれた煙管を、銀製の鋏に切り替える。その瞳は、極光色の光を宿していて。



「その名前を覚えていていいのは、アタシだけなんだ。悪いけど忘れてくれ」





 ――シャキン。





 鋏の軽快な音と共に、リタや他の女子生徒の瞳がぱちくりと瞬かれる。どうしてユフィーリアがこんな場所にいるのかと言わんばかりの反応だ。


 ユフィーリアは何事もなかったかのように笑うと、銀製の鋏を雪の結晶が刻まれた煙管に戻す。「リタ嬢、吸血鬼に攫われたんだぞ。大丈夫なのか?」なんて心配する素振りさえ見せていた。

 リタもリタで、アイゼルネの本名のことなどすでに忘却されたようで「助けに来てくれてありがとうございます!!」なんて泣いていた。すっかり南瓜の悪魔に連れ攫われたと思い込んでいるようだった。


 目の前に手を差し伸べてきたユフィーリアは、



「お手をどうぞ、アイゼルネ。帰ろうぜ」


「えエ♪」



 自分は、その差し出された手を握って笑い返すのだった。

《登場人物》


【アイゼルネ】自由を、両足を与えてくれて、自尊心を取り戻してくれて、無償の愛を注いでくれた世界で敬愛する魔女に返したものは『命』でした。愛に対するお返しが重いという言葉は聞かない。

【ユフィーリア】過去に見た移動サーカス団に出演していた幼いアイゼルネの手品ショーの演目が好きすぎてファンになった。アイゼルネから捧げられた命を大事にし、献身的な従者に成長してご満悦。


【イーダ】攫おうと思っていた美人がやってきたのは嬉しいが、飛び膝蹴りをまともに食らって気絶。

【リタ】……? 何かアイゼルネさんが別のお名前で聞こえたような、いえそんな訳ないですよね。(絶死の魔眼の影響で忘れてる」

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[良い点] やましゅーさん、おはようございます!! お身体の具合、いかがですか?体調を崩されたら大変ですので、何卒ご自愛くださいませ。 ユフィーリアさんとアイゼルネさん、そして、用務員の仲間たちと何…
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