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先輩?
こんな感じなのか。自然と作れたが以外と簡単なんだな。
「お前!今の何だ!見たことも聞いたこともねえスキルだぞ!」
あまり言わない方がいいよな
「そんなこと言ってないで早く来いよ。そろそろこっちから行くぞ」
防御は出来たから攻撃をちょっと試してみるか。
「(権能:剣神憑依)」
ズバンッ
「は?」
気付いたらゴスクの防具と剣が真っ二つだった。
「こっ降参だ」
「そこまで!勝者はシラヌイさんです!」
「「「「おおおおおおおおおお!」」」」
「意外と弱かったな」
まあこれで絡まれることはないだろ。
「おい!シラヌイ!」
「ん?」
ゴスクか。
「さっきは…その…すまなかった!」
「ああ、気にしなくていいぞ。こちらも悪かったな。怪我はないか?」
「俺には無いが防具がな…」
「……すまない」
「いいってことよ!そもそも舐めてかかった俺が悪いんだからな!」
「そうか。何かあれば言ってくれ出来る限り力になる。」
「後輩に言われてもな…まあその強さがあるんならいつか頼むかもな!」
「ああ、遠慮なく言ってくれ」
「こりゃいい後輩を持ったな!俺は!ハッハッハ!」
この世界にきて初めての先輩ができた。