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出発?
おーい…
おーい…
おー
「もう!分かったよ!」
やっと反応してくれたな。
「仕方ないでしょ!あんなに呼ばれたら!」
お前が悪いんだろうが。あんな厄介な贈り物を寄越した上にそれをグレードアップさせやがって。
「スキルを渡したのは僕だけど進化させたのは僕じゃない!」
は?どういうこと?
「だから!それは本当に知らないんだって!」
じゃあ本当に知らないんだな?
「本当だよ!僕もよくわかってないから今調べてる最中なの!」
そうか。それはすまなかったな。
「本当だよ!失礼しちゃうな!」
でも贈り物してくれたのはお前なんだよな?
「そうだよ!」
ふーん
「あっ」
まあ許してやるよ。その代わり進化の情報を入手したらすぐに伝えてくれ。
「ありがとう!情報もすぐに伝えるよ!」
話はそれだけだがそちらからは大丈夫か?
「大丈夫だよ!またお話しようね!」
ああ、じゃあな
「バイバーイ!」
プツン
「さてと…そろそろ出発するか。」
森を抜けて町に行くために東に進むこと1時間~
「やっとか」
目前に町が見えた。