懐疑的存在を知る、高確率的な遺恨の棺

さまざまな魂に、価値をつけられた旧世の世界の事、ジュデリスタス廃墟跡地に棺を持ち込む神官がいた。

ジュデリスタス廃墟跡地に着くと、神門開く為に神官は、鍵を神門の鍵穴に差し込んだ。

差し込んで鍵を右に回すと神門が開き、地下へ続く階段が顔を出した。

棺を引きずりながら、ジュデリスタス廃墟中心部へと降りると、神官は、中心部に在る、古代の心臓を棺にいれた。

すると、鼓動が徐々に激しくなっていき、心臓は棺の中を血で一杯に浸した。

溢れる血を神官がコップで掬うと、自分の神服に血を掛けた。

そして、血が掛かった神服は、真っ赤に染まりました。