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どうしようもないふたり

人生であれだけの感情を抱き、苦しんだことがあるだろうか

燃え上がるような恋心 嫉妬 どうすることもできない焦燥感

地下鉄の電車に揺られながら私は今でもそのときのことを鮮明に思い出す



その年の梅雨はなかなか明けけずにその夜も雨がしとしと降っていた  いつもと同じように「仕事」に出掛ける  間もなく退社が決まっていた私は本当に無気力だった


いつも通り派遣先に出向く

「今晩は よろしくお願いします」私は初めて彼に出逢った


優しい人だった 

かすかに微笑むその瞳の奥にはどこかクールで寂しげな印象もあったが、私にとって何か特別なものを感じた





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