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天の川を駆け抜ける

作者: 悠蓉

二本の線路は天の川

空に輝く星のよう


耳を澄まして聞いてみると

かすかに伝わる車輪の歌

年に一度この日のために

君をのせてひた走る


汽笛を鳴らして駆けてくる

リズムをそろえて響いてくる

連なる客車は流れ星

一筋になって向かってくる


闇を切り裂き現れる

輝く機関車と客車たち

あなたの願いをのせて

私の想いをのせて


明るく楽しいひとときは

あっという間に過ぎてゆく

風と共に走り去る

闇に消えるテールライト



そうして再び訪れる

一人静かな夜

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― 新着の感想 ―
[良い点] 短くも、七夕と夜汽車が見えて素敵でした! 煌めく言葉たちに癒されました。 ありがとうございます。
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