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クローバー

作者: 朝馬手紙。



曇りの空の下

視線もアスファルト

毎日歩いてみるけど

腰に括りつけられた

ゴムに引っ張れて

ああ、コレ拷問なんだ

と気付けたよ



ハートの葉っぱを持って

「どう?私、幸せでしょ?」

そんな幻さえ

信じてしまいたくなる

泥まみれが似合っている

私のドナーあげたいなぁ

明日の放課後の時間、はやくナクナレ





十五歳のページに落書き

十八歳のページは開かない

二十歳で「夢」を書くふりして

「頑張って」のお金を無駄に…

今更右手挙げたって

「もう、手遅れだよ」だってさ

神様ありがとう



ハートの葉っぱ踏みつけて

「ねえ、私、だめだったよ」

そんな囁きさえ

無くなればいいのになぁ

ドレミファソ鍵盤の音

私のココロ空きビンに詰めて

明日の午前五時、海に流したい





答えはいつも意外と近くで

でも、時々、わざと握りつぶして

笑っちゃうから

間違いと知りながら心地よくて

でも、時々、なぜか何か足りなくて

笑えないから

なんとか今日も前を見ていよう





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