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エルディア(巡界)設定資料集 シェアワールド参加歓迎

作者: 白驟
掲載日:2026/06/16


世界観


『エルディア』――または『巡界』と呼ばれる世界。


この世界には、人々の知らぬところで歴史を見守る三柱の神が存在する。


神々は世界へ直接干渉できるほどの力を持ちながらも、人の歴史は人自身が紡ぐべきものと考え、自ら積極的に介入することはない。


物語の主役は神ではなく、人である。


---


三柱の神


世界には三柱の神が存在する。


- 創造

- 維持

- 破壊


三柱に優劣は存在しない。


創造なくして発展はなく、


維持なくして文明は続かず、


破壊なくして新たな時代は訪れない。


神々が競うのは力ではなく、


「その時代に最も必要だった思想は何か」


という答えである。


---


代理戦争


約1000年に一度。


三柱はそれぞれ一人の人間へ、自らの権能の一部を授ける。


しかし代理人へ、


代理戦争であることは基本的に明かされない。


神はただ、


«「我が権能を授けよう。

好きに呼び、好きに生きるがよい。」»


そう告げるのみである。


能力の名前も、


使い方も、


人生も、


すべて代理人自身へ委ねられる。


※作品によっては神々が代理戦争の存在を明かすなどの解釈も可能。


---


判定


代理人が亡くなった後、


神々は約100年間、その人物が歴史へ与えた影響を見守る。


100年後、


その時代へ最も大きな影響を与えた思想を持つ神が、


次代の主神となる。


評価対象は戦争だけではない。


国家、


文化、


技術、


思想、


芸術、


経済、


人々の暮らし。


歴史全体が評価対象となる。


---


主神


主神とは、


「次の1000年間、この世界に最も必要と判断された思想」


を象徴する存在である。


他の神より優れているという意味ではない。


時代によっては同じ神が続けて主神となることもある。


---


巡域


世界は六つの巡域へ分けられている。


神々は代理戦争の舞台を巡域ごとに巡っていく。


そのため、


同じ巡域が舞台となるのは約6000年に一度となる。


巡域の文化や国家は定められていない。


6000年という長い年月の中で、


文明も文化も国も大きく姿を変える。


そのため、それぞれの作品で自由に設定して構わない。


---


神々


神々は世界へ直接干渉できる。


無から有を生み出すことも、


有を無へ還すことも可能である。


しかし、


「できる」と「する」は別。


人の世界は人が歩むものとして、


神々は歴史を静かに見守ることを選んでいる。


---


人へ授けられる権能


神々が人へ授けるのは、


神そのものの権能ではない。


人という器に合わせて調整された、


権能の欠片である。


三つの権能には共通して、


「工程を飛ばす」


という性質がある。


---


創造


素材から完成品を創造する。


製作工程を一瞬で終える権能。


素材は必要。


規模は魔力量に依存する。


---


維持


対象へ印を付与する。


発動時、


印を付与した時点の状態へ戻す。


時間そのものを巻き戻す能力ではない。


・一日一つ回復


・最大三つ保持


・事前付与が必要


---


破壊


完成品を素材へ戻す。


解体工程を一瞬で終える権能。


生物は対象外。


規模は魔力量に依存する。


---


権能名


神は権能へ名前を与えない。


「好きに呼ぶがよい。」


そう告げるのみである。


そのため、


同じ権能でも、


時代、


文化、


能力者によって名称は異なる。


過去の記録から、


自らと同じ権能が存在したことを知る者もいるだろう。


---


歴史


代理戦争の記録は失われない。


しかし6000年という時の流れは、


歴史を神話へ、


神話を伝説へ、


伝説を昔話へと変えていく。


そのため、


同じ出来事でも時代や地域によって語られ方が異なることがある。


唯一絶対の正史は存在しない。


---


宗教


神々は信仰を求めない。


宗教となるかどうかは、


代理人や時代、人々次第である。


---


代理人


代理人へ使命は与えられない。


王となる者。


職人となる者。


学者となる者。


商人となる者。


冒険者となる者。


どのような人生を歩むかは本人次第である。


その人生そのものが、


神々にとっての答えとなる。


---


シェアードワールドについて


本設定は、一人だけではなく複数の作者による物語を想定している。


固定設定


・三柱の神


・創造・維持・破壊


・約1000年ごとの代理戦争


・代理人の死後約100年で判定


・神は基本的に人へ直接介入しない


・人へ授けられる権能は「工程を飛ばす権能」


・代理人は基本的に代理戦争を知らない


自由設定


固定設定に反しない限り、


国家、


文化、


巡域、


人物、


権能名、


神々の姿や口調、


宗教、


他代理人との関係、


代理戦争を知るタイミングなど、


自由に設定して構わない。


---


この世界について


この世界に善悪は存在しない。


創造も、


維持も、


破壊も、


すべて世界には必要な営みである。


神々が見届けたいのは、


誰が最も強かったかではない。


「その時代、人はどの未来を選んだのか。」


その答えを、


長い歴史の中で静かに見守る世界である。


---


最後に


この設定資料は、物語を縛るためのものではありません。


定められていない部分は「未設定」ではなく、「物語の余白」です。


6000年という時の流れは、文明も文化も、英雄の名さえも変えていきます。


同じ権能であっても、時代や人が違えば、その在り方も物語も変わるでしょう。


あなたなら、この世界『エルディア(巡界)』で、どのような物語を紡ぎますか。

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