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わたしと私の家族の話

やらかし親の遊び親業

作者: 蜂蜜

初めての子育てはわかんないことだらけ

おまけに自分の時間を全部取られた気になっちゃう

だからちょっとだけ子供で!

遊んでもいいと思うの…

不謹慎だって怒らないでね

子育は確かに大変だったとおもう

喋り出す前あたりの

目も手も離せない頃なんて

パニック起こしそうになるくらい

自分の時間がなくなっていった

今まで自分の自由にできてた時間も

お昼はもちろん寝る時間だって

子供の育つ時間とリンクするから

気を抜けないし

正直楽しくないことが多過ぎて


ちょっとやらかしてみた

危なくない程度なら子供で!あそぶのも

まあゆるされるだろうと

喋らないうちは

勝手にアテレコして楽しんでた

「これはあたちのおくちにはあいまちぇん

もっとよいものをおもちなちゃい

メロン果汁なんてよいでちゅわ」

やら

「わたくちはおうのん(おうどん)ちかたべまちぇんわ」 

とか

「おじょうさま 本日のデザート果汁はりんごしゅりしゅりでございます」

「おいちくてよ」

「それはようございました」


とかの、1人劇場して楽しんだり

パンのヒーローの出るアニメのアニメソングに合わせて

やーたーおーとか言いながら手足を動かして

「つよいぞあたし、まけないぞー」

とかやって遊んだりしてた 


そんな子供で?遊びつつ無事育ってきたら

上の子の語彙がふえてきて

はなす言葉が多少文章になりはじめたころ

なぜだかじぶんのことを

レオンといいだした

写真をみて指差しながら

「パパ ママ レオンだよ」

っていうのだ

それもレオンは

ナゼがちょい低めの声で言うのだ

なので我が家では

上の子の前世はレオンと言う名の男の人だろうということになっている

なんの根拠もなくイタリア人っぽいとか

ちょい悪でモテ男だったに違いない

とか勝手に考えて楽しんでいた

初めての子だったから

普通がわからなくて

自分にあだ名つけた子がわたしの知り合いのお子さんの中にはいないって知ってびっくりした


そしてその後

パンのヒーローが出る某アニメを1人でいい子で見られるようになった頃

なぜか自分のことを

「おれさま」

といいだした

なぜ石鹸でちっちゃくなるバイバイきんのほう?

とおもったのと

一応女の子だったし

おれさまはちょっとハードル高いから

せめて「ぼく」か「わたし」にしてって

お願いしておいたが

しばらく自分のことを

「おれさま」といっていた

ぶっちゃけ上の子は

お人形みたいに可愛い顔をしていたので

おれさまは…ちょっと

このまま育つと

変なのよってきそうでこわかったので

トがつくでかいお化けの出てくるアニメをみせて色々修正してみた

そしてまんまと

「おじゃまたくし」

といいはじめたのでしめしめと思ったのは

今ではいい思い出

ちなみに

我が家ではトのつくでかいお化けのアニメは必須科目なので、

下の子にもみせてます

そして下の子もしばらく

「おじゃまたくち」といっていた

下の子はろれつ回らなくて

「でちゅ」「まちゅ」で話すのでさらに威力があって

とても可愛い子だった


そういえば上の子は幼稚園に通い始めて

しばらくしたある日

田んぼのおたまじゃくしをみて

「お母さんこれは、おたまじゃくしって言うんだよ」キリ!

って教えてくれたことがあって

可愛いが限界を迎えて外なのに膝が崩れそうになった

(しってるわ〜)

(わざと修正しなかったのよ〜)

とか心の中で叫びまくってたが

「幼稚園で教えてもらったんだねぇ 偉いねぇ」

って褒めてたら

めちゃドヤ顔されて

さらに可愛いが膨らんでへんな声出そうでどうしようかと思った


お子様と一緒の時間

どんな風に楽しむのかは自由

親はなくとも子は育つかもしれないけど

一緒にいたら楽しいのよ

わたしが

そして幸せなのよ

わたしが


影響与えすぎて

一緒に楽しくオタ話できるまでになるとは

思ってなかったけどね



















上の子の初推しはたぶん赤いマントのパンのヒーロー

下の子は蜂蜜好きの黄色いクマ

どちらもその頃のぬいぐるみを残しています。

だって初推し記念だもの。


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