表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

文字の羅列

作者: 白萩アキラ

僕は以外と涙もろい

だけど人に涙を流させることはない

僕は以外と感動しやすい

だけど人の心を動かすのは難しい

言葉の力ってやつは常に何かのスパイスで

僕は歌も歌えない楽器もできない

物語も陳腐なものしか思い浮かばない

僕の中にある激情を伝える術がない

言葉だけでは魅せられない

何か創作の中に言葉を織り交ぜて

思いの丈を人々に共鳴させてる誰かが

羨ましくて仕方がない

物語でもない詩かどうかも分からない

文字の羅列を読ませるだけで

人の心を動かすのはきっと難しい

人が歌詞を読み込むとき

そこにはリズムと歌声が宿っている

僕らが物語を読み込むとき

そこには情景が映り込む

言葉だけで表せられない何かが

人の心を動かしている

僕は涙を流してしまう

言葉だけではない何かで

文字の羅列ではない何かで

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ