異世界への漂流
久しぶりの投稿です!前までは途中で切り上げてしまったので
今度こそは本気でやりたいです。忙しい時も少しは書こうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
「僕ら人間は、死んでしまったらどこに行くのだろう?」ふと少年は考えてしまった。
普通の人だったら天国の世界と地獄の世界があって、そこからまた人間として転生するものだと考えるだろう。
しかし、そこのはざまに飛ばされてしまった者がいた。そのはざまの世界の名前は「空獄」と呼ばれている。
ある一人の少年は学校を終えて家に帰ろうと校門を出た。そこに一匹の猫がすり寄って来て少し離れたところで「にゃ~」と鳴き少年をじっと見つめた。それはさながら「ついて来い」って言っているように見えた。少年を見つめた後その猫は人一人分しかないだろうというくらい狭い小路に入っていった。
少年は猫を追ってその小路を何とか通り抜けた。するとそこには歴史を感じさせる昔ながらの井戸があった。「こんなところにこんな井戸があったのか、いままでしらなかったよ」とつぶやく。「まさか‥」そう思うと少年は井戸の中を覗いた。中に落ちてしまったと思ったのだ。「にゃ~」さっきの猫の声が後ろから聞こえた。少年はそれにいち早く気づいて安心して後ろを振り向く。
その瞬間「パーン!」頬に鋭い猫パンチをもらった。
「な…なんで」その反動で少年は井戸に落っこちた。真っ暗な世界が広がった。
「お~い、しっかりするにゃ」そうかすかに声が聞こえる。「‥そうか、校門前で不思議な猫にあって井戸に飛び込んで…」僕は井戸に落ちたんだ。…死んだのか? そして、目を開けると。「何ぶつぶつ言っているにゃ?」と聞こえた。その先には、かわいい猫耳の少女がしゃがんだ体勢で少年の顔を覗き込んでいた。
少年は覗き込んできたそのかわいい顔に見とれてしまった。「どうしたにゃ?顔に何かついてるかにゃ?」不思議そうに首を傾げる。「いやなんでもないよ」と少し赤面して少年は目線をそらす。するとそこには「黒だ…」声に出て右ほほに痛みが走った。また猫パンチをくらった。少しして「あれ?」少年は気が付いた。
…これが本当に自分のパートナーなのかにゃ…
猫少女は不安気味に少年に聞こえないように呟いた。
「やっと気がついたかにゃ。どうもこの格好で外の世界に出ようとしても姿が変わってしまうし、しゃべれないにゃ~」少年はまだ混乱していた。…猫を追いかけて井戸に入ったら猫がしゃべって別世界に飛ばされてその猫がこのかわいい少女…
「もしかしてさっきの猫さんなのか?」「もしかしなくてもさっき君にセクハラされた猫さんだにゃ」「ご…ごめん」「でもこんなことって‥‥」「あり得る話だにゃ」「あり得ないよ!」即答した。少年が周りを見渡すとさっきまでいた学校は無く、見たことのない薄暗い景色が広がっていた。「ねぇ、僕は井戸に落ちて死んでしまったのか?」少年が尋ねる。「死んではいないけど生きてもいないのにゃ」意味が分からなかった。その意味を問い詰めようとしたとき、
「さっそくだけど、君は元の世界には当分帰れないのにゃ」唐突にかつ簡単に告げられた言葉だった。「え、今なんて言った?」嘘であってほしいという願いで少年は聞き返した。「だから、君は帰れないのにゃ」「さっき来るときに入った井戸はここにつながっているゲートだったんだにゃ」少年は驚愕の表情を浮かべて地に伏し嘆いた。「そんなに帰りたいのであれば、ゲームに勝つことにゃ」そう言いながら猫少女は説明書らしき紙を少年の顔の前に掲げた。
その紙にはこう書かれていた。
《空獄ゲーム説明の書》
・相手に死傷をあたえることを禁ずる。
・武器は各プレイヤーが持つ獣器に限る。
・記憶の結晶が壊されたら負け。
・以上のルールに反しないこと。
「待ってって!まだよくわからないんだ。何でゲームで帰れるんだ?なんだ獣器って?記憶の結晶ってなんだ?」少年は混乱していた。
「いっきに質問するなにゃ。説明してあげるからとりあえずくるにゃ。」そう言うと少女は少年の手を取り街のほうへ走った。
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