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魔界と人間界

 俺はバイトからの帰り道には商店街をよく通る。

 別段、何かを買うというわけではないし、ここを通るのが一番近いというわけでもない。まあ、どんな道を選ぼうか片道四十五分が劇的に短縮はされないのだから、俺は数通りの帰り道を気分によって変えている。

 落ち込んでいる時は寂れた公園がある通り。手入れが行き届いてないブランコをキィキィと泣かせてから帰る。

 もっと落ち込んだ時は川辺を通るルートを選択し、石を川に投げて気分を晴らす。渡辺俊介ばりのアンダースローでだ。低い放物線を描いてボチャンと水底に沈む。水は切らない。

 とまあ、他にも幾つかあるが俺は暗い顔を魔界荘まで持ち込むことはしないようにしている。余計な気を使わせるわけにはいかないしな。

 だが、昔とは見違えるくらい暗い顔をすることはなくなったと自分でも思う。人の繋がりの素晴らしさを俺は魔界荘に来てから痛感した。

 そんなわけで、とりわけ平常運転のテンションが多い普段は商店街を通ることが多い。

 大通りと住宅街を結ぶ長い通りには多くの店が軒を連ねている。住宅街から真面目な主婦が夕飯の材料を買いに来たり、学生も買い食いをしたりして活気に溢れている。

 魚屋に八百屋に肉屋と各食材別に揃う専門店の軒先では、陽気な店主が近所の奥さんと談笑し、その場のノリで五割引だとか叫び、肉屋では自慢のコロッケを買う学生服姿がある。

 どこか懐かしい光景。もっとも俺はここ以外だと映画の中の風景でしかなかったが。この郷愁を思わせる優しげな雰囲気がいい。

 特に夕焼けの朱に染まるこの時間帯が俺は好きだ。

 しかし、不況の煽りというのはどこにでも訪れるもので、閉められたままのシャッターもそこそこ見られる。寂しい限りだ。

 俺が左右に首を振りつつ、若奥様や女子高生を見ながら歩いていると、見覚えのある姿が目に入った。

 同じように左右に視線を振ってるが、見てるのは看板だったり、店先に並べられた商品のようだ。それらを見ては片手に持った紙切れを見る。ちなみにもう片方の腕にはエコバックを下げている。青々とした長ネギが顔を出している。

 立ち尽くして困ったように不安な表情を浮かべる姿は、誰しもが声を掛けたくなるだろうが、誰も声を掛ける様子はない。他人とは一定の距離を保つ、世の中はそんなものだ。

 初めてのおつかいを想起させるが、そいつの見た目から考えたら、無事目的を果たしたとしても感動もなく、できて当然の結果として、拍手喝采もないだろう。

 銀髪に真紅の瞳に肌も不健康な白に近いとはいえ、ルシルは見た目は青春を謳歌する年頃の少年だしな。謳歌するはずだった青春時代をドブに捨てた俺にはどんな感じなのかは妄想するしかできないが。

 余程、メモらしき紙に困るような品物が書いてあるのだろうか。エロ本とか。

 だとしたら俺は背中を後押しするくらいしかできないな。誰だってそうやって大人の階段を登っていくんだ。


「よう」

 俺は軽く手を挙げて自然な感じで近寄った。

「あ、勇気さん」

 メモとにらみ合って周りの様子が目に入ってなかったらしく、ルシルは顔を上げると目を丸くして驚く。ん、ちょっと涙目になってないか。

「買い物か?」

「はい。……ですが、何を買ったらいいのか分からなくて……うぅ」

 俯き加減になり、ルシルは肩を小さく震わせる。まさか泣いているのか? そのくらいで泣くなよ。というか、この状況はまずくね? 人通りの多い商店街の真ん中で……


「あら、あの子泣いていないかしら?」

「綺麗な髪の色ねえ外国人かしら?」

「きっとあの子の前で立っている男が怪しいわ」

「きっとカツアゲというやつですわね」

「まあ、なんて非道い! ひ弱な子を脅すなんて!?」

「イジメカッコ悪い」


 奥様方の視線が刺さるように痛い。勝手な想像をフル回転させてのヒソヒソ話ならもっと小さい声でしてくれ。

「とりあえず、どこか落ち着ける場所行くか」

 確か店先にベンチを置いてあるところがあったはずだ。ルシルの手を取って俺はそこに向かった。

「誘拐かしら?」

「援交?」

「いやですわ。可愛らしかったけど、男の子でしたわよ?」

「最近はそういう趣向の人が増えてるらしいと読みましたわ」

 何か聞こえてるが気にしないことにした。




 洋菓子店の軒先に設けられたベンチに俺とルシルは並んで座りながら、プリンを一口食べる。

「美味しいです」

 ルシルも幸せそうに顔を綻ばせている。

 ここの洋菓子店の特製プリンは俺が三ツ星を個人的に送りたいくらいのオススメの品だ。ただベンチを借りるのも迷惑だろうからと買ったんだが、そんな表情をされたならば奢ったかいがあったというものだ。

 俺ももう一口食べる。美味い。

 濃厚なプリンの甘さが口の中で優しく広がり、カラメルソースのほんのわずかな苦みがより甘さを引き立てる。

 まさに『人生とは真逆の味のプリン』だ。これを一口食べると、俺の人生もこの味のようだったらいいのにな……と感慨に浸ってしまう。ちなみに『人生の味のプリン』もあるのだが、苦みが強すぎて不人気らしい。

 さて、と食べ終えたプリンを脇に置き咳払いをして、本題と行こうか。

「俺の狙い目としては三丁目の本屋だな。脂ぎった中年のオヤジがレジ担当だから気兼ねなく買えると思うぞ」

 俺は利用したことは無いがな。部屋に余計な居候がいるせいで隠せないし。

「えっと……」

 怪訝そうにルシルは首を傾げる。

 まさか、安全策を取らずスリルを求めているのだろうか。

「なら、二丁目のコンビニはどうだ? 今の時間帯だとレジはおとなしめな女性だ。淡々と仕事をこなし無表情を装うと思うが、内心を想像するだけでご飯三杯はいける!」

 念を押すようだが俺は買ってない。買ったつもりの妄想で留めておいているからな。

「そのう……」

 何か言いたげな上目遣いでルシルはこちらを見る。

 俺はあらぬ思い違いをしていたのかもしれない。ルシルも見た目は若いんだ。写真だけで満足がいくはずがないか。だとすると、本じゃなく、

「なら、一丁目のTATSUYAがいい。夜に行けば安心安全な男性店員。緊張感を欲するなら今の時間帯を勧める。大学生くらいの女性店員だからな」

 しつこいが俺は映画とアニメしか借りたことはない。クソッ……部屋にあいつさえ居なければ……

「勇気さん……」

 む。まだ満足を得る答えじゃなかったというのか。しかし、俺にはこれ以上の答えは返せそうにはない。どうしよう。

「何の話をしてるんですか?」

 心底、怪訝だという表情で首を傾げるルシル。

「え? エロ本を買うことに悩んでいたんじゃないのか?」

 ルシルの顔が真っ赤になる。

「な、な、なんでそんな話になるんですか!?」

「……何故だっけか」

 腕を組んで思い返してみる。

「ああ。そのメモの内容をルシルの行動から推理した結果、そうなったんだった」

 と、ルシルの脇に置いてあるメモを指す。ルシルはメモを手に取り、

「……何でそうなるんですか。あ、勇気さんこれ分かりますか?」

 差しだしてきて、それを手にとって俺はメモを見た。書いた人の美しさが透けて見えてくるような達筆な字だ。

「長ネギ、大根、白菜、牛乳、牛肉、たまご、豆腐……今夜はすき焼きと見た」

 大好物を雪乃さんが作ってくれるというのを想像するだけで今から心が弾む。最近はルシルにベシルも一緒に食卓を囲むこともたまにある。

「そうです」

「で、おつかいを頼まれたわけか」

「はい」

「もう買ってあるみたいだが、何を困る理由があるんだ?」

 エコバッグをのぞき見る限りだと、今読み上げた材料は揃っているようだ。

「その下を見てください」

 言われて、メモの続きを見る。こう書かれていた。

 南瓜、西瓜、胡瓜、苦瓜、秋刀魚、鰻、鯨、海豚、河豚、醤油、味醂。

「どこぞのクイズ番組に出題されそうな漢字だな」

「……読み方が分からなくて……」

 ルシルはため息を吐いて肩を落とす。

 そりゃそうだろう。スーパーでも漢字表記をしないのも多い品々だし、スーパーには置いてないであろう品まである。……雪乃さんの悪ふざけだな。そんな茶目っ気のある雪乃さんも悪くない。

「とりあえず、魚屋とスーパーだな」

 俺は立ち上がりながらルシルに言う。

「分かるんですか?」

「まあな。読むのは得意だからな」

 書けはしない典型的な現代の若者だが。尊敬が入った眼差しを向けているルシルには言わないが。

 単なるクイズか買う品かなのかは、恐らくは縦線で区切ってある片方だろう。海豚や鯨なんて動物愛護団体がウルサそうなのを買ってくるってことないだろうし、醤油が入ってる方のグループだな。




「……と、これで全部か」

 スーパーから出て、買い物メモを見ながら俺は言った。

「すみません。助かりました」

 両手に買い物袋とエコバッグを下げたルシルが申し訳なさげに言う。

「別に気にしなくていい」

 間接的にだが雪乃さんに頼まれたと思えば全然苦ではない。というか、この総重量が幼女くらいはある品々をルシル一人に任せるのは、さすがに罪悪感がある。

 そこで、ふと思った。

「一人で買って帰るつもりだったのか?」

 俺の両手もレジ袋で塞がれ、中にはペットボトルのジュースにみりん等が入っていて、帰る頃には筋肉痛になりそうな重さだ。これらを毎日買っては家まで歩く主婦を俺は尊敬したい。

「……ベシルも頼まれたんですが」

 困ったように言いよどむルシルで理解した。

「なるほど。面倒くさいからアンタ一人で行きなさい、と」

「はい」

 コクンと頷くルシル。これからの将来を考えると同情を禁じ得ないが、その顔と異性の幼なじみがいると思うと、ざまあみろと思うのは妬みからだろうか。

 帰路を歩きながら、再びメモを見た。

 何故雪乃さんは、下手したら大人でも読み方に迷う漢字で書いたんだろうか。偶然にも俺が通らなければ、ルシルは困り続けていたのは容易に想像できる。

 困って不安げな表情を浮かべ立ち尽くすルシルか……

「なるほど」

 それは俺も見てみたいかもしれない。さっき見たときも、保護欲をかき立てられるなにかがあった。雪乃さんもルシルを困らせたかっただけかもな。

 俺が話しかけなくともそのうち誰かがそうしたかもしれないし。強面のオッサンだったら誰もそうしないだろうが、ルシルは誰しもが助けてあげたくなるか弱い少年だ。

 俺は首を振って前後左右を確認してみた。雪乃さんがその様子を、電柱の影とかで見ているかもと思ったがいなかった。

「どうかしました?」

 ルシルが俺を見上げて不思議そうに首を傾げる。

「いや。なんでもない、ところで」

 と、俺は大事に持っていたメモを顔の前に持って見ながら、

「難しいのは仕方ないとして、簡単なのは読めるんだな。白菜とか」

 言ってから小馬鹿にしたと思われかねなかったかと不安が過ぎったが、ルシルは特に機嫌を損ねた様子もなく言う。

「ある程度の読み書きができないと、こっちには来れないので」

 以前それとない疑問として雪乃さんに訪ねたことがあったが、魔界とこちら――人間界――の言語は違うと教えてくれた。

 少し頭を捻れば当然のことだ。大海原を渡れば言葉が通じなくなる。地球儀を幾ら回そうが記されてない魔界がどうなのかは言わずもがな、か。

 というか、仮に魔界にこちらの世界の言語が広まっていて母国語として使っていたとしても、小さな弓状列島の言語を使う確率は低いか。


「こっちの言葉を学べる場所とかあるのか?」

「いえ。僕とベシルは知り合いに分かる人がいたので教えてもらいました」

「ということは、その前は日本語はさっぱりだったのか」

「はい」

「その割には流暢だな」

「りゅうちょう?」

 知らない単語を耳にしたかのようにルシルは首を傾げた。

「日本語が上手いってことだ」

 ルシルは理解したらしく納得したというスッキリした表情の後、苦い笑みをこぼし、

「まだ分からないことも多いですね」

「あんまり使わない言葉だしな。それだけ話せれば十分だと思うぞ」

 流暢なんて外国人と会った時しか使わない単語だろうしな。それも日本語ペラペラな。

「そうですか……僕の言葉おかしくはないですよね?」

 不安げな様子で訊いてくる。ルシルの背丈からして自然と上目遣いで見る形になる。愛らしい仕草だ。

 これがもし美少女だったらなら、おかしいと言って俺がマンツーマンで教えてあげるが、

「全然おかしくはない。どう聞いても魔界人とは思わないな」

 見た目は外国人かハーフにしか見えないが。

 ルシルは安心したかのように一息吐き、

「よかったです」

「何かマズいことでもあるのか?」

「魔界の存在を知られるのは駄目なんです。なので、言語を疑われない程度にこなせることがこちらに来る条件の一つです」

 俺は歩みを止めた。遅れてルシルも立ち止まり、振り向く。

「なあ」

「はい?」

「魔界を知られるのはマズいのか」

「はい」

「へえ……隠すつもりないように俺は思ってたんだが」

 思い切り『隠すつもりないだろ!』と叫びたかったがまだ通行人も疎らに見えるし自重した。

 魔界荘にしても魔界カフェにしても魔界を前面に押し出してしまってるだろ。日本人に紛れた宇宙人が『宇宙 仁』と名乗ってるようなもんだろ。

「それは大丈夫みたいです」

「ホワイ? 何故?」

「もし勇気さんが魔界のことを知らなくて、それを見たら魔界があるって信じますか?」

 これは即答できる。

「信じないだろうな」

「つまりは疑われなければいいみたいです」

「疑うもなにも俺は既に知ってしまっているが?」

 ついでに優も空想が実在することを知っているしな。

「要は大勢に魔界の存在が知れ渡ることがなければいいんです。相応の発言力を持つ人……総理か学者みたいな人に。それに信用に値する人になら打ち明けてもいいらしいです」

「もし、俺が魔界を言いふらしたらどうなる?」

 ニヤッと笑みを作って俺は言った。もちろん冗談だ。

「……信じる人はいないと思います」

「そりゃそうか」

 魔界は実在するんです。と俺が言い回っても単にイタい人として扱われるに決まってる。さすがに電波さんになることを分かって触れ回りたくはない。

「だが、もしも信じる人がいたらどうすんだ」

「そういう人は純粋な心を持っていて、無闇に言い触らすこともないということで、問題ないみたいです」

「なんか色々と適当なんだな」

 結局は信じるも信じないも貴方次第という都市伝説に落ち着くから、言うも言わぬも自由ということじゃないか。実在すると証明するには幽霊と同様に困難だろうし、魔界を信じない人が大半だろうしな。

「だから、少しでも信じる人が出ないように言葉を学んでないと駄目なんです。ふいに魔界の言語を発したりしないように」

「なるほどな。それでベシルとのやり取りもこっちの言葉を使うわけか。しかしな、外国語くらいにしか思われないだろ」

 それに、ふいにおかしな、いわゆる宇宙人っぽいフニュフニュした感じの発音が出たとしても悪ふざけとしか取られないだろ。ところで魔界語ってどんな感じなんだろう。

「……そうかもしれませんけど、少しでも可能性を減らすことが大事なんです。他にも獣人はこちらには来れないというのもあります。見た目で怪しまれますから」

「獣人というと、ゲームなんかで見かける人間の体躯をしてて顔が獣で毛も全身に生えてるような奴か? ドラ○ンボールでもよく出てくる感じの」

「はい。そんな人が町中に居たら目立ちますよね」

 目立つと聞いて、ある人の愛くるしいお姿が浮かんだ。

「なつきさ――魔界カフェの店長はどうなんだ? 獣人とは違うのか?」

 ピョコピョコと動く猫耳に感情を如実に表す二本の尾。あれはどう見ても獣のソレだ。

「猫又も獣人に含まれはしますけど、店長さんは人に近い外見ですから、大丈夫と判断されたのだと思います」

「いや、大丈夫なわけあるか! 猫耳に尻尾に天然に童顔だぞ!? 仮に俺が魔界を信じずとも、なつきさんを一目見たらこの世界の人じゃないと疑いを持つね。きっとメルヘンの世界から抜け出して来たんだと思っただろうね」

 俺の熱弁にルシルがたじろいで一歩後ろに下がり、露骨に困った人を見るような表情になる。

「……えっと、秋葉原という街に行けば獣耳は珍しくないみたいですし……」

「確かに猫耳メイドカフェなんて店もあるようだが、それでもなつきさんの可愛さはこの世のあらゆる人、物、森羅万象を凌駕している!」

「……とりあえず、人に近ければいいみたいです」

 あ、適当に話を終わらせたな。

 なつきさんの萌えについての話は帰るまでには終わりそうにないから置いとくとして、魔界も人間界と関わるに当たってルールみたいなのがあるということか。

 自由に行き来されていたら大変なことになるかもしれないしな。

 短絡的な思考だが、大家の榊さんや天使さんみたいな力を持つ輩がもしも暴れたりしたなら辺り一帯は容易く焦土と化すかもしれないし、その力を誇示して世界征服もあり得るかもしれない。

 まあ、俺はそれはそれで面白いが。……危険思想だな。

 けれども、魔界を収めている魔王である榊さんが邪な考えに染まらない限り、世界征服を企む奴が易々と成功できるとは思えないし、抑止力にもなっているのだろうな。


 ま、非日常もいいかもしれないが俺は今の日常が大切だし続いて欲しいと願う。

 半年前までは非日常だった日常がな。

「さて、腹減ってきたし急ぐか」

 俺はそう言い駆けだした。夕日を浴びて駆ける姿は青春っぽくないか?

「あ、はい」

 振り返ると、やや遅れてルシルが追いかけて来る。

 その姿を見てると弟が出来たみたいでつい顔が綻んでしまう。

……歳はルシルの方が上らしいが。



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