生徒会長は揺るがない
どもーles.ですー
学校のクラスメイトに認知されたんで変な小説書けなくなりました、、こんな小説書いて、、LINEとか学校でなんか言われたらやばい笑!
うちの高校の生徒会長は、怖い。
比喩でもなんでもなく、本当に怖い。
朝の校門指導で三年男子が姿勢を崩しただけで、
「背筋を伸ばしなさい」
と静かに言っただけなのに、その男子は直立不動になった。
教師ですら逆らわない。
校則は絶対。
規律は最優先。
感情は不要。
それが――
生徒会長、
白鷺 雪乃
だった。
身長は160cmと平均的。
だが存在感は校舎より大きい。
そして僕は、その隣に座っている。
「書記、白峰。議事録」
「はい」
僕は淡々とペンを走らせる。
感情を挟む必要はない。
仕事だからだ。
白鷺会長は視線だけで空気を制圧するタイプの人だが、仕事は正確で公平で、無駄がない。
尊敬はしている。
怖いけど。
「……以上で、本日の議題は終了とします」
会議室に緊張が解けた空気が流れる。
副会長が小さく息を吐いた。
「では解散」
全員が立ち上がる。
だが僕だけは残る。
いつもの仕事があるからだ。
「書記、白峰」
「はい」
「議事録を提出してください」
「はい」
僕は紙を差し出す。
白鷺会長はそれを確認する。
一秒。
二秒。
三秒。
「……問題ありません」
「よかったです」
それだけ言って僕は帰ろうとした。
すると。
「待ちなさい」
呼び止められた。
「はい?」
「その……」
珍しく言葉が止まる。
白鷺会長が。
あの白鷺会長が。
止まる?
「……本日は寒いです」
「そうですね」
「風邪をひかないように」
「ありがとうございます」
それだけだった。
会話終了。
僕は退出する。
いつも通りのやり取りだ。
いつも通り。
本当にいつも通り――
(また言えなかった……)
会長の心の中だけは違った。
(今日も距離が縮まらなかった……)
机に突っ伏したい。
でも突っ伏さない。
生徒会長だから。
(なんであんなに近くにいるのに平気なの!?)
書記席は一メートル。
一メートルしか離れていない。
なのに。
(好きって言ったら校則違反?)
違う。
でも言えない。
(手が触れたら死ぬかもしれない)
触れてない。
一度も。
三年間。
(議事録を受け取るだけで幸せとか終わってる……)
終わってない。
まだ始まってもいない。
「……」
白鷺雪乃は顔を上げる。
誰もいない生徒会室。
静寂。
そしてぽつりと呟く。
「白峰……」
その名前を口にするだけで、
少しだけ笑ってしまった。




