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序章 ~全ての始まり、そして終わりの始まり~
「おい!!!!しっかりしろ!!!!」
「あぁ…君か…。すまない、君との約束を果たせなくて…。」
「黙れ、無理をするな!!!!もうボロボロじゃないか…。」
「ふふふ、でもおかげでこの世界を護ることができた。君たちのおかげだ、ぐっ…!」
「あぁ血がとまらない、どうすればよいのだ…。」
「もういいんだ。そう悲観しないでくれ。君たちがそう悲しそうにすると私も悲しい。ほら、笑って?」
「ぐっ…。まだ何か余にできることがあるはずだ、何か、何か…。」
「君にできること、か…。それなら、君たちにはこれから___」