ナイツ・ゲームにようこそ
いやぁ、大賞落ちで萎えた勢が多くてビビりましタワー。
さぁ!落ちた同士達よ!
悲しみをモチベに変え(筆を)取れよ国民!!
ぶっちゃけ同じテンションの人がいなくて書きづらい!!
また夢を見た。
歩き回り彷徨い歩いた記憶。
『どこ見てやがるんだ!赤信号だろうが!!ったく…保護者はどこにいるんだか』
『ごめんなさい…』
歩く。
汗と洗濯されない服のツンとした匂いを抱えながらひたすら歩く。
母は父の言いつけを守り、おれが壁の外に出るとき匂いに苦労しないようにと滅多に洗濯はしてくれなかった。
どうしておればっかり…。
『どうしたアスレイ、もう一度盾を取りなさい』
『無理だよぉ、腕が痛いよぉ』
『駄目だ。もう一度盾を取れ』
寡黙な父に盾を教わった。
父は一度としておれを褒めてはくれなかった。
訓練は長く、足腰立たなくなるまで続いた。
周りの評判は『汚い子』。
匂いが強くて精神に爆弾をいくつも抱えたおれは文字通りの鼻摘まみ者だった。
昼は道路を彷徨い歩き、夜は父に盾を教わる生活は俺から大切な何かを確実に奪っていった。
彷徨い歩いた果てに辿り着いたのは楽園ではなく唯の公園。
初めての友達は誰だったか…。
もう忘れてしまった。
ただ、覚えているのは俺と同じく一人ぼっちの少年だったと言うことだ。
◆◆◆
この日が来ると思っていた。
「レイちゃん!?」
「アスレイ…」
部活対黒猫隊。
「よう、今日の対戦相手は黒猫隊だ」
きっかけはアリスの提案だった。
『なあ、イップスって治ったか?』
『まだだな。暫く無理そうだ』
『荒治療試してみるか?』
黒猫隊は奇襲による初見殺しでフリー対戦で話題になるレベルにまでなっており、今現在対処法は無い。
そんな俺たちのチームは部活に目をつけられ部活から対戦の申し入れが前々から打診されていたのだ。
それを今回受諾し、今に至る。
セルファは驚愕し、次いでアリスを睨み付けた。
「…君が何かしたの?」
「あぁ?何がだ?」
「君が何かやったんだろ!?答えろよアリス・アクィナスッ!!僕のレイちゃんに何をしたッ!!」
反応は三者三様。
さて、肝心の俺は…。
「さぁ、ナイツ・ゲームにようこそ」
不敵にニタニタと笑うのだった。




