表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/15

【第1009回】タイム×アップ

 タイムアップ、という単語が出来上がっている……。

アップ・ロード「ええ……はい、その通りで御座います」

タイム・リミット「ロードさん」

アップ・ロード「ええ、ええ、リミットさんの言う通りですとも」

タイム・リミット「あの、ロードさん」

アップ・ロード「私は皆様に尊敬の意を……」

タイム・リミット「ロードさんってば」

アップ・ロード「ですから……。はい? 何ですか?」

タイム・リミット「放送、始まりましたよ」

アップ・ロード「いえーーい! 皆、待たせたね!」

タイム・リミット「切り替えがたくまし過ぎないですか」

アップ・ロード「たくましすぎる女、アップ・ロードだよー!」

タイム・リミット「どうも皆さん、タイム・リミットです」

アップ・ロード「いやー始まっちゃったー! 緊張するなー!」

タイム・リミット「放送開始前と後でやる気スイッチでも入るんですか」

アップ・ロード「私のは何処に有るんだろ~」

タイム・リミット「眼球の裏とかじゃないですかね」

アップ・ロード「だったら入れられない!」

タイム・リミット「まあ、それは冗談として、前からそんなでしたっけ」

アップ・ロード「そんなとは?」

タイム・リミット「いや、てっきり、貴女は敬語を知らないものかと……」

アップ・ロード「ギクリ、今はその話題は止めましょう」

タイム・リミット「さては前の、モードさんとの一件がキッカケですね」

アップ・ロード「ひい! モード様の事は関係無いのデスマス!」

タイム・リミット「前々々回の伏線回収ですか?」

アップ・ロード「♪前前前回~あー歌詞合わない~」

タイム・リミット「いや、兎に角、今回は話す事が有るのでしょう?」

アップ・ロード「そうでした! 美奈さん!」

タイム・リミット「美奈さん?」

アップ・ロード「間違えた! 皆さん! 朗報です!」

タイム・リミット「一体何でしょう」

アップ・ロード「なななんと!」

タイム・リミット「微妙にラ・ラ・ランドの発音になるのは何故」

アップ・ロード「この放送にハガキが送られたんです!」

タイム・リミット「お、素晴らしい。初めてですね……あれを除けば」

アップ・ロード「マナーさんのを除けば!」

タイム・リミット「おや、トラウマ的な記憶の残り方をしてるのかと」

アップ・ロード「私のメンタルはそんな事では痒くもないのよ」

タイム・リミット「では先程の言動は?」

アップ・ロード「嘘でしたあ!」

タイム・リミット「は、はい……」

アップ・ロード「それでは早速お便りを読ませて頂きます」

タイム・リミット「ええ、お願いします」

アップ・ロード「ラジオネーム『麓わんこオフ』さんからのお便りです」

タイム・リミット「お便り、どうも有り難う御座います」

アップ・ロード「えー……」


『現実にこんなラジオあったら聞きたいです!


みなさん、何歳くらいなのでしょうか?

私はマナー・モードさんが一番好きです。


あと、タイム・リミットさんの「そうえすねえ」が気になりました。


「そうですねえ」ですよね?


次回も楽しみにしてます。』


アップ・ロード「といったお便りでした!」

タイム・リミット「ほうほう、現実? はて、何の事でしょうかね」

アップ・ロード「私達は架空の人物じゃないよーだ!」

タイム・リミット「そうですよ。失礼ですね」

アップ・ロード「怒っちゃうよ!」

タイム・リミット「注意※本作品はフィクションです」

アップ・ロード「ち、ちゃんと注意書きは出ちゃうんだね……」

タイム・リミット「はい、出しとかないとマズイ気がするので」

アップ・ロード「あー、私も現実に行きたいなーー」

タイム・リミット「あんまり言うと、世界観が崩壊しますよ」

アップ・ロード「怖い!」

タイム・リミット「ええ」

アップ・ロード「じゃー、次! えーと、年齢訊かれてますよ」

タイム・リミット「モードさんは二百五十九歳です」

アップ・ロード「何故モードさ……二百五十九歳⁉」

タイム・リミット「他の人達は当然非公開です」

アップ・ロード「マナーさんに対する強大な悪意を感じる!」

タイム・リミット「嘘ですよ嘘。皆さん信じないで下さいね」

アップ・ロード「二百五十九歳を信じる人は居ないと思うな」

タイム・リミット「非公開なのは事実です」

アップ・ロード「私達の情報は私達だけのもなのだ!」

タイム・リミット「宝物か何かですか?」

アップ・ロード「ある意味宝物だね!」

タイム・リミット「インフォメーショントレジャー的な」

アップ・ロード「略してIT!」

タイム・リミット「上手いですね」

アップ・ロード「またまた~タイムンの良いパスが有ってこそです」

タイム・リミット「前回のあのネタは引きずられるんですね……」

アップ・ロード「気に入っちゃった」

タイム・リミット「気に入ったんですか」

アップ・ロード「気に入っちゃった」

タイム・リミット「はあ……まあ、いいです。次行きましょうか」

アップ・ロード「次に行きましょう」

タイム・リミット「ええと……」

アップ・ロード「この人、マナーさんのファンだって!」

タイム・リミット「何ィ、許せねェ!」

アップ・ロード「口調、どうしました」

タイム・リミット「失礼、少し取り乱しました」

アップ・ロード「取り乱す事、有るんですね」

タイム・リミット「そりゃあ、人間だもの」

アップ・ロード「りみをさん?」

タイム・リミット「しかし、この放送でファンと言う言葉が出るとは」

アップ・ロード「一体誰が予想したであろうか」

タイム・リミット「第1009回にして起きた奇跡ですね」

アップ・ロード「私達もよくここまで頑張ってきたよ」

タイム・リミット「ええ、でも感傷に浸るのは後にしましょうか」

アップ・ロード「おおっと! こんな事言うのは私らしくなかったね!」

タイム・リミット「でもモードさんにファンが居るのは想像に難くないです」

アップ・ロード「確かに。人気そーですもんね」

タイム・リミット「それに負けぬよう、我々ももっと頑張りますよ!」

アップ・ロード「おー!」

タイム・リミット「日々精進です!」

アップ・ロード「そしていずれは世界を征服しよう!」

タイム・リミット「私、そこまでは言ってませんが」

アップ・ロード「言ってませんでしたか」

タイム・リミット「何故この放送の演者は度々世界征服を目指すんですか」

アップ・ロード「性かな!」

タイム・リミット「ガーデンさんの逃げるコマンドは正解でしたね」

アップ・ロード「冗談ですって。逃げないで下さいよ」

タイム・リミット「さ、そんな事より、時間が少々押しているよう」

アップ・ロード「そんな! まだ全然喋ってないのに!」

タイム・リミット「初お便りが来ようとも、そこは相変わらずですね」

アップ・ロード「ではでは次ぃ!」

タイム・リミット「私の滑舌の指摘ですね」

アップ・ロード「そうえすねえ」

タイム・リミット「煽られてます?」

アップ・ロード「何も言ってないですよ。空耳じゃないですか」

タイム・リミット「空耳でしたか」

アップ・ロード「そうえ……そうです」

タイム・リミット「まあ、あの時はやや緊張もしていましたからね」

アップ・ロード「あ、それ、すごーく分かります」

タイム・リミット「尚アーカイブでは編集の方で修正されてますから」

アップ・ロード「成程、それをアーカイブと言うのですね」

タイム・リミット「ええ。そして推敲が編集・修正です」

アップ・ロード「メタい!」

タイム・リミット「本連載ではこの様な言い換えが有ります」

アップ・ロード「皆、混乱しないでねー!」

タイム・リミット「そしてそんな放送も今回はお時間のよう」

アップ・ロード「お手紙には全部触れられたね!」

タイム・リミット「本当にソフトタッチ程度ですけどね」

アップ・ロード「ところでこのハガキ、何処から来てるのかな」

タイム・リミット「おっと、それにはノータッチで」

アップ・ロード「何やら人の文を勝手に使っている臭いがするぞ?」

タイム・リミット「どんな臭いですか」

アップ・ロード「パクリ臭」

タイム・リミット「カルキ臭みたいに」

アップ・ロード「兎に角、悪い臭いだ!」

タイム・リミット「作者は内心、これは良いのかどうか悩んだそうで」

アップ・ロード「でも連載当初からやりたかった事だそうで」

タイム・リミット「取り敢えずそのまんま名前を出すのは止めたそうで」

アップ・ロード「内容もちょっと改変して誤魔化した気になっている」

タイム・リミット「なんという奴でしょう」

アップ・ロード「しばらくはこれで様子を見ようという魂胆ですね」

タイム・リミット「批判が来たらこの回は消え去ります」

アップ・ロード「それどころかこの連載が終了するかもねー」

タイム・リミット「……。……さて……終わりますか」

アップ・ロード「終わりましょうか」

タイム・リミット「それでは皆さん、ご傾聴有り難う御座いました」

アップ・ロード「お相手は私、アップ・ロードと!」

タイム・リミット「タイム・リミットでお送りしました」

アップ・ロード「ばいばーーーーーーーい!」

タイム・リミット「さようなら」

 はい、という事で、読者の皆様に(特にご本人様に)ジャッジをお願いしたいと思います。この連載のメインの特徴について、です。よく分からない方は、感想画面に行けば分かるかも。

 コミュニケーション能力に欠けた作者は内心ブルブルで御座います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ