【第1008回】ジグソー×ケミカル
新キャラ登場回です。
ジグソー・パズル「あー、あー、えー、これ始まってる?」
ケミカル・ガーデン「始まってるわよ」
ジグソー・パズル「いえーい! みんな、始まってたよ!」
ケミカル・ガーデン「視聴者ゼロのラジオ放送」
ジグソー・パズル「まあまあ、そう言わずに」
ケミカル・ガーデン「ケミカル・ガーデンです宜しくね」
ジグソー・パズル「ジグソー・パズルだよー」
ケミカル・ガーデン「あたし、放送に出るの久しぶりだわ」
ジグソー・パズル「そうなんですか?」
ケミカル・ガーデン「ただペチャクチャ喋ってたのは覚えてる」
ジグソー・パズル「その記憶は無くても良かったです……」
ケミカル・ガーデン「え? でもそういう放送でしょ?」
ジグソー・パズル「違……わないんですよねー……」
ケミカル・ガーデン「あたしは今のままの方が良いと思うな」
ジグソー・パズル「あたしは改革派ですです」
ケミカル・ガーデン「そういやクロスからそんな話を聞いたな」
ジグソー・パズル「あの時は何故か議題が空中分解致しました」
ケミカル・ガーデン「そんなんで良いと思う」
ジグソー・パズル「えー」
ケミカル・ガーデン「ダラダラやってる方が楽しいし」
ジグソー・パズル「それじゃあリスナーが納得しませんよ」
ケミカル・ガーデン「居ないんでしょ、リスナー」
ジグソー・パズル「あ! そうそう、それについて一つ」
ケミカル・ガーデン「ん?」
ジグソー・パズル「画期的な機能を見つけました」
ケミカル・ガーデン「画期的な機能? 何かしら」
ジグソー・パズル「今までのリスナー数とか見れちゃう機能です」
ケミカル・ガーデン「へー」
間。
ジグソー・パズル「……え、反応薄くないですか」
ケミカル・ガーデン「そう?」
間。
ジグソー・パズル「いやいや、だって凄くないですか⁉」
ケミカル・ガーデン「凄いわよ。画期的じゃない」
ジグソー・パズル「うーん、期待した反応と違うなあ」
ケミカル・ガーデン「と言うか、結構今更な話じゃない?」
ジグソー・パズル「ま、まあ、そうですね」
ケミカル・ガーデン「何でそれ、誰も気が付かないのよ」
ジグソー・パズル「これ最初から知ってたら冒頭文句要らなかったのに」
ケミカル・ガーデン「冒頭文句って?」
ジグソー・パズル「さあ、始まりました! 誰も聞いてないこの放送!」
ケミカル・ガーデン「そんな悲しい事言ってたの……?」
ジグソー・パズル「そう言えば今回は言ってませんでしたね」
ケミカル・ガーデン「うん、あたし、初めて聞いた」
ジグソー・パズル「毎回心は泣いてましたよ」
ケミカル・ガーデン「辛い話ね」
ジグソー・パズル「からい話?」
ケミカル・ガーデン「からくはないわね」
ジグソー・パズル「いやでもホント、今更過ぎですよね」
ケミカル・ガーデン「そうね。……で、どうだったのよ」
ジグソー・パズル「どうだったって?」
ケミカル・ガーデン「リスナーの数」
ジグソー・パズル「あ、ほら、ここです。ここに小さく……」
ケミカル・ガーデン「あら、本当だ。ええと……238人。え、多いわね」
ジグソー・パズル「いや、それ、今までの放送の累計です」
ケミカル・ガーデン「じゃあ、今この放送を聞いてる人数の表示は?」
ジグソー・パズル「有りません」
ケミカル・ガーデン「どうして無いのよ。そっちの方が重要でしょう」
ジグソー・パズル「システムの問題です」
ケミカル・ガーデン「システムの問題」
ジグソー・パズル「はい、システムの問題」
ケミカル・ガーデン「そ、そう……。エンジニア呼んで何とか」
ジグソー・パズル「ならないと思いますね」
ケミカル・ガーデン「否定が速いわね」
ジグソー・パズル「速さには自信が有ります!」
ケミカル・ガーデン「急にどうしたの」
ジグソー・パズル「見栄を張るポイントを間違えました」
ケミカル・ガーデン「大間違いね」
ジグソー・パズル「話を戻しましょう」
ケミカル・ガーデン「はいはい」
ジグソー・パズル「累計とは言え、ですよ、238って凄くないですか?」
ケミカル・ガーデン「もちろん凄いわよ」
ジグソー・パズル「ゼロじゃないんですよ」
ケミカル・ガーデン「全然居るわね」
ジグソー・パズル「私、勘当しました」
ケミカル・ガーデン「勘当はしないでほしいかな」
ジグソー・パズル「間違えた、感動しました」
ケミカル・ガーデン「感動したの」
ジグソー・パズル「聞いてくれる人は居たんだ! って」
ケミカル・ガーデン「あたしも何だか嬉しいな」
ジグソー・パズル「これでもう、私のモチベは爆上がりですよ」
ケミカル・ガーデン「良い事じゃない」
ジグソー・パズル「爆上がりですよ」
ケミカル・ガーデン「何故二回目」
ジグソー・パズル「アゲ↑アゲ↑ですよ」
ケミカル・ガーデン「疲れてるの?」
ジグソー・パズル「こうして私は更なる視聴者獲得を志しました」
ケミカル・ガーデン「うんうん」
ジグソー・パズル「そしていずれは世界をこの手に」
ケミカル・ガーデン「何を考えているのよ」
ジグソー・パズル「冗談ですよ」
ケミカル・ガーデン「本気だったらあたし、逃げるわ」
ジグソー・パズル「地球で我慢しますって」
ケミカル・ガーデン「じゃ、そう言う事で」
ジグソー・パズル「冗談ですから! ホントに行かないで!」
ケミカル・ガーデン「改革派がそんなんじゃどうしようもないわね」
ジグソー・パズル「やっぱり私もわちゃわちゃしてる方が良いですね」
ケミカル・ガーデン「そうなる運命なのよ、この放送」
ジグソー・パズル「私、改革派からの離脱を宣言します!」
ケミカル・ガーデン「他は誰が居るの? 改革派」
ジグソー・パズル「タイムンが居ます」
ケミカル・ガーデン「あの子にそんなあだ名は無かったような」
ジグソー・パズル「私が今考えました」
ケミカル・ガーデン「怠慢、みたい」
ジグソー・パズル「確かに。タイムンとは正反対の言葉ですがね」
ケミカル・ガーデン「前に、あの子は真面目だ云々言ってたわね」
ジグソー・パズル「そうなんですよ。こっちが疲れちゃって」
ケミカル・ガーデン「貴女、そもそも改革派に向いてなかったんじゃ」
ジグソー・パズル「そうかもしれませぬ」
ケミカル・ガーデン「うん。……で、他は?」
ジグソー・パズル「他?」
ケミカル・ガーデン「改革派の」
ジグソー・パズル「ああ、タイムンだけですよ」
ケミカル・ガーデン「タイムンだけ⁉」
ジグソー・パズル「タイムンだけ」
ケミカル・ガーデン「それはもう『派』とは呼べないのでは」
ジグソー・パズル「今までの改革派は私とタイムンの二人でした」
ケミカル・ガーデン「それでも派閥には及んでないわね」
ジグソー・パズル「私が抜けたからもう、彼だけです」
ケミカル・ガーデン「唯一の同志を失ってるじゃない」
ジグソー・パズル「どうし、ようもないですね」
ケミカル・ガーデン「あたしは突っ込まないわよ」
ジグソー・パズル「えー」
ケミカル・ガーデン「どうし、ろって言うのよ」
ジグソー・パズル「ダジャレを重ねてきた⁉」
ケミカル・ガーデン「つい言いたくなっちゃった」
ジグソー・パズル「ケミカルさんもそういうとこ有るんですね」
ケミカル・ガーデン「貴重なシーンよ。写真に収めるがいいわ」
ジグソー・パズル「言葉は写真には残りませんよ」
ケミカル・ガーデン「あら、そうなの。知らなかった」
ジグソー・パズル「どんな生活してたら知らずに生きれるんですか」
ケミカル・ガーデン「山で修行とか」
ジグソー・パズル「確かに文明とは縁遠くなりますね」
ケミカル・ガーデン「ま、あたしはした事無いけれどね」
ジグソー・パズル「そんな、意外な事実暴露、でもないですよ」
ケミカル・ガーデン「何の話だったかしら」
ジグソー・パズル「改革とか何とか」
ケミカル・ガーデン「ああそうだ」
ジグソー・パズル「忘れてましたね」
ケミカル・ガーデン「忘れてたわ」
ジグソー・パズル「そういうのもまたこの放送らしいです」
ケミカル・ガーデン「私に記憶力が無いのが?」
ジグソー・パズル「話が逸れまくるのが、です」
ケミカル・ガーデン「成程、ちょっと自虐に走ってしまったわ」
ジグソー・パズル「ガーデンさんの自虐なんて聞きたくない……」
ケミカル・ガーデン「そう?」
ジグソー・パズル「そうですよ」
ケミカル・ガーデン「ま、誰であろうと自虐は聞きたくないわね」
ジグソー・パズル「人生前向きに!」
ケミカル・ガーデン「急な元気」
ジグソー・パズル「それが私ですとも」
ケミカル・ガーデン「特徴的ね」
ジグソー・パズル「皆特徴的ですよ」
ケミカル・ガーデン「あたしは普通よ」
ジグソー・パズル「自分の事を普通って言う人こそ、ですよ」
ケミカル・ガーデン「そうなのかしら」
ジグソー・パズル「そうそう」
ケミカル・ガーデン「そう言えば」
ジグソー・パズル「何です?」
ケミカル・ガーデン「この放送さ、何時も五分も無いけど何故なの?」
ジグソー・パズル「作者が話広げるの苦手なんですよ」
ケミカル・ガーデン「あ、そういうの触れる小説なのねコレ」
ジグソー・パズル「触れまくりです」
ケミカル・ガーデン「でもそれ、作家としてどうなのよ」
ジグソー・パズル「万死に値しますね」
ケミカル・ガーデン「あたし、そこまでは言ってないかな」
ジグソー・パズル「学生時代、作者の苦手教科は国語だそうですよ」
ケミカル・ガーデン「そんな奴が何故小説を書こうと思った」
ジグソー・パズル「私が訊きたいですね」
ケミカル・ガーデン「まあ、あたし達はそんな奴のキャラだけれど」
ジグソー・パズル「下手な事言うと消されますよ」
ケミカル・ガーデン「こわー」
ジグソー・パズル「ガーデンさんが怖がっているだと⁉」
ケミカル・ガーデン「貴女にはあたしが強キャラか何かに見えてるの?」
ジグソー・パズル「だって、あの偉大なるガーデンさんですよ」
ケミカル・ガーデン「あたし、そんな偉い事したかなあ……」
ジグソー・パズル「それはもう、枚挙に遑がナッシングです」
ケミカル・ガーデン「謎の英訳」
ジグソー・パズル「ルー語を学びました。語学が堪能なので」
ケミカル・ガーデン「ああそう」
ジグソー・パズル「な、流さないで下さいよー」
ケミカル・ガーデン「英語を学びなさいよ英語を」
ジグソー・パズル「私はペンを持っています。私は林檎を持っています」
ケミカル・ガーデン「合体させそう」
ジグソー・パズル「トゥギャザーしようぜ」
ケミカル・ガーデン「そんな歌詞は無かったような」
ジグソー・パズル「ペンが林檎に言いました」
ケミカル・ガーデン「ああそう」
ジグソー・パズル「あれって、ペンは貫通してるんですかね」
ケミカル・ガーデン「さ、さあ……どうかな……」
ジグソー・パズル「それでは皆さん、良いオチもついたところで」
ケミカル・ガーデン「ついたのかしら」
ジグソー・パズル「あ、略すと落ち着く、ですね」
ケミカル・ガーデン「またここから話、広げるの?」
ジグソー・パズル「広げたいところですが、残念ながらお時間です」
ケミカル・ガーデン「もうそろそろだと思ってた」
ジグソー・パズル「皆さんに楽しい五分間をお届け出来てたら幸いです」
ケミカル・ガーデン「あたし的には楽しかったよ」
ジグソー・パズル「私もです! またいつか、一緒にやりましょう!」
ケミカル・ガーデン「ええ」
ジグソー・パズル「それでは皆さん、ご傾聴有り難う御座いました」
ケミカル・ガーデン「有り難う御座いました」
ジグソー・パズル「お相手は私、ジグソー・パズルと」
ケミカル・ガーデン「ケミカル・ガーデンでお送りしました」
ジグソー・パズル「さようならー!」
ケミカル・ガーデン「さよーなら」