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【第1014回】ゲーム×タイム×デッド

いつもの三人。

ゲーム・オーバー「よう、よう、よう、お前ら」

タイム・リミット「むむ、どうしました?」

ゲーム・オーバー「まーた時間が空いちまったじゃねえか」

タイム・リミット「そう言えばそうですね」

デッド・エンド「一週間か、二週間くらい……?」

ゲーム・オーバー「七ヶ月だ!」

デッド・エンド「半年以上空いちゃったね」

タイム・リミット「『ガラクタの国』が完結しましたね」

ゲーム・オーバー「おめでとう! おめでとう!」

デッド・エンド「切り替えが速い」

タイム・リミット「『奴隷の少女が何だか凄い。』も完結しました」

ゲーム・オーバー「マジおめでとう! マジおめでたい!」

タイム・リミット「あと、『ゲンの冒険と幻の異世界』も」

ゲーム・オーバー「めちゃめちゃ良かったぞ! 面白かったぞ!」

タイム・リミット「冒頭の怒りモードはどこへ行ったのか」

ゲーム・オーバー「死んだ」

デッド・エンド「いいやつだったよ」

タイム・リミット「判断できるほどの出番数でもなかったでしょう」

デッド・エンド「僕にはわかる」

ゲーム・オーバー「にしても、完結してからの時間もめっちゃ開いたな」

デッド・エンド「年明けたね」

タイム・リミット「そういう所からも作者の執筆速度が窺い知れますね」

デッド・エンド「遅いよね」

ゲーム・オーバー「俺はそもそも、この放送自体忘れられたんじゃねえかって」

タイム・リミット「それは普通に嫌ですね、それは」

ゲーム・オーバー「ま、忘れられても、俺達は存在し続けるけどな!」

デッド・エンド「永久に新しい回が書かれない地獄じゃないの、それ」

ゲーム・オーバー「嫌過ぎた」

タイム・リミット「テンションのその方向転換の速度たるや」

デッド・エンド「絶頂直前で家族に入室された少年のごとし」

ゲーム・オーバー「それは早過ぎる」

タイム・リミット「下ネタはこれくらいにしておきましょう」

デッド・エンド「一日分の下ネタはこれくらいで」

ゲーム・オーバー「野菜みたいに言うな下ネタを」

タイム・リミット「野菜ジュースは好きです」

デッド・エンド「賛同」

ゲーム・オーバー「俺はそんなに。コーラの方が」

デッド・エンド「僕はむしろ炭酸が飲めない」

ゲーム・オーバー「マジ? 人生損してるわー」

タイム・リミット「炭酸の欠如で損する人生」

ゲーム・オーバー「何だよ悪いかよ。好きなんだよ炭酸飲料」

デッド・エンド「きっと飲めなくなったら炭酸抜けたーって叫ぶんだろうね」

タイム・リミット「叫びそう」

ゲーム・オーバー「そんなん叫ぶわけ……、うん、俺、絶対叫ぶわ」

タイム・リミット「上手い事言おうとしてる所に立腹ですね」

ゲーム・オーバー「上手い事言おうとしたら立腹される俺の人生について」

デッド・エンド「議論の余地無し」

タイム・リミット「どうしたって灰燼」

ゲーム・オーバー「他人の人生を灰燼と言うのか貴様は⁉」

デッド・エンド「もはや怪人」

ゲーム・オーバー「怪しくねえよ!」

タイム・リミット「それはそうと」

デッド・エンド「それはそうと」

ゲーム・オーバー「流すな! 元はと言えばお前らが最初に言った事なのに!」

タイム・リミット「さり気なくあの二作品も完結させましたよね」

デッド・エンド「そうそう」

ゲーム・オーバー「あの二作品?」

デッド・エンド「あの二作品」

ゲーム・オーバー「ああ、あの二作品か」

デッド・エンド「ある意味奇書」

タイム・リミット「まあ、初めからお遊び的なものでしたし」

デッド・エンド「ある意味芸術的」

ゲーム・オーバー「てことはそれも含めれば、五つなのか」

タイム・リミット「そうですね」

デッド・エンド「ある意味完結ラッシュ」

タイム・リミット「何にせよ完結は良い事ですね」

デッド・エンド「うん」

ゲーム・オーバー「いや、そうとも限らねえぞ」

タイム・リミット「ほう?」

デッド・エンド「どういう事なのか聞かせてもらおうか」

ゲーム・オーバー「その台詞はどの高さから放たれたんだ」

デッド・エンド「中央政府の建物の一番上」

ゲーム・オーバー「作中に具体的な描写は無かったけど高そう!」

タイム・リミット「で、貴方のその言葉の心は?」

ゲーム・オーバー「いやさ、未完成には未完成の良さみたいなものがさ」

デッド・エンド「あるの?」

ゲーム・オーバー「あってもいいのではないか、とな」

タイム・リミット「難しい話ですね」

ゲーム・オーバー「だろ?」

タイム・リミット「貴方は難しい話を持って来つつ議論を蔑ろにしがちですよね」

デッド・エンド「うん」

ゲーム・オーバー「いやいや、そんなことねーだろ」

タイム・リミット「ありありのありです」

デッド・エンド「蟻蟻の蟻だ」

ゲーム・オーバー「なんか気持ち悪い」

タイム・リミット「蟻に失礼ですよ。蟻が泣いてますよ」

デッド・エンド「ほら、誤って」

ゲーム・オーバー「そのセリフが誤っている」

デッド・エンド「誤字っちゃった」

タイム・リミット「まさに誤字ラ」

ゲーム・オーバー「どこが誤字ラ⁉ 誤字ラって何⁉」

デッド・エンド「でれで、でれで、でれでれでれででで、」

ゲーム・オーバー「その音楽をやめろやめろ」

タイム・リミット「シン・誤字ラ」

ゲーム・オーバー「強くなさそうなんだよな」

タイム・リミット「特技、誤字の誘発」

ゲーム・オーバー「ただのハタ迷惑」

タイム・リミット「作家の敵ですね」

デッド・エンド「編集者の敵でもある」

ゲーム・オーバー「つーか、これ、何の話?」

タイム・リミット「やはり時間が開いてしまうと調子が振るいませんね」

デッド・エンド「まあ、ぐだぐだやっていこうよぐだあ」

ゲーム・オーバー「語尾に『ぐだあ』と付けるな。何のキャラなんだ」

デッド・エンド「ぐでたま」

ゲーム・オーバー「お前はぐでたまではないデッド・エンドだ」

デッド・エンド「ぐでたまになりたい人生だった」

ゲーム・オーバー「取り敢えずその過去形やめろ死にそうじゃねえか」

タイム・リミット「デッドだけに」

ゲーム・オーバー「ならお前は制限されてしまえ」

タイム・リミット「ゲームは何をオーバーするの? 社会規範?」

ゲーム・オーバー「しねえよ!」

タイム・リミット「でも、一番しそう」

デッド・エンド「うん」

ゲーム・オーバー「失礼なやつらだ、まったくもって」

タイム・リミット「私は貴方の将来が心配です」

ゲーム・オーバー「安心しろ、心配には及ばない」

デッド・エンド「本当に?」

ゲーム・オーバー「真っ当な将来を歩んでみせるさ」

タイム・リミット「真っ黒な将来?」

ゲーム・オーバー「誰の将来がブラックじゃコラ」

タイム・リミット「暗黒じゃなかったら御の字です」

デッド・エンド「たとえ真っ黒でも、僕は君を見放さないよ」

ゲーム・オーバー「失礼なやつらだ! まったくもって!」

タイム・リミット「三月ですね」

デッド・エンド「三月だね」

ゲーム・オーバー「話題のその方向転換の速度たるや!!!」

タイム・リミット「桃の節句って言うあれですよ」

ゲーム・オーバー「ああ、そうだな。俺には関係の無い話だ」

デッド・エンド「どうせなら女性陣が放送すればよかったのにね」

タイム・リミット「確かに」

ゲーム・オーバー「確かに」

デッド・エンド「ジグソー×マナーとかだったら盛り上がっただろうにね」

タイム・リミット「確かに」

ゲーム・オーバー「確かに」

デッド・エンド「いっそのこと、僕達が女装すれば面白かったのにね」

タイム・リミット「確k……」

ゲーム・オーバー「ねえよ!」

デッド・エンド「引っかからなかった」

タイム・リミット「引っかかりかけました」

ゲーム・オーバー「引っかかったら危なかった女装させられるとこだった」

タイム・リミット「さて」

デッド・エンド「さて」

ゲーム・オーバー「……さて?」

タイム・リミット「終わりましょうか」

ゲーム・オーバー「出た、この番組の悪い所」

デッド・エンド「特長特長」

ゲーム・オーバー「『特徴』の方がまだ正しいだろ汚点なんだから」

タイム・リミット「まあまあ、そう言わず。ほら、もう時間なんですし」

デッド・エンド「毎回言ってる気がするけど、あっという間だね」

ゲーム・オーバー「放送頻度曖昧で放送時間短いってもうこれ短所まみれだ」

タイム・リミット「皆さん、それでは、また今度」

デッド・エンド「お相手はこの僕、デッド・エンドと」

タイム・リミット「タイム・リミット」

ゲーム・オーバー「ゲーム・オーバーで」

タイム・リミット「お送りしましたぐだあ」

ゲーム・オーバー「最後の最後で語尾に『ぐだあ』付けるなアホ」

タイム・リミット「さようなら」

デッド・エンド「バイバイ。ほら、ゲームも、別れのあいさつ」

ゲーム・オーバー「みんなあ、それじゃあなあ~ぐだあ~~~」

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