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たとえもう、あなたの一番になれなくても。

作者: RapantaMi
掲載日:2026/01/16

 あなたはとても明るくて、私にとって生きる希望。太陽や、暗闇の中に差し込んだ、一筋の光のような存在だった。

 好きなものを話すときのあなたは、目をキラキラと輝かせて、はじけるような笑顔だったことを、私は忘れない。

 一緒に話すと楽しくて。一緒にいると落ち着いて。あなたが関わること全てが、私の最高の思い出になる。

 そんなあなたが好きになった。そんなあなただからこそ好きになった。でも、告白なんてできなくて。

 関係性が壊れるのが怖かった。嫌われるのではないか、この幸せな時間が無くなってしまうのではないか。ただその考えだけが、脳内を渦巻いてた。

 だけど、伝えずに終わるのが、一番嫌だと思ったから勇気を出した。

 でも、ダメだった。

 断られたけど、あなたはやっぱり優しくて。受け止めてくれて、しっかりと返事をくれた。

 嬉しい。これからも仲良く友達で。

 そんな言葉をくれた。明るく振舞ったけれど、胸を締め付ける思いは消えなかった。

 あなたは言った通り、友達でいてくれた。相手の話もしてくれた。話してくれるくらい、信頼されているんだと嬉しくなった。だけど、その隣にいたかったという思いは消えなかった。

 友達だ。諦めろ。そうやって思いを閉じ込めるけれど、些細なことで飛び出して、私の心を曇らせる。関係ないことがすべてあなたに繋がる。繋がってしまう。わかっているのに、頭と心は、相反してしまう。

 人の不幸を願う自分が嫌になる。

 奪えるのならば、奪ってしまいたい。でも、相手の話をしているあなたの声や、顔は、見てきた中で、一番素敵だから。その顔を大切にしたいから。

 私は、この時間を、残された、残してくれた幸せな時間を享受する。私にくれた応援の言葉も大切にしながら。

 たとえもう、あなたの一番になれなくても。

 あなたの人生の、数秒、数日、になれたなら。

 幸せだから。

思いを伝えることって、とても大切で、とても綺麗。

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