たとえもう、あなたの一番になれなくても。
あなたはとても明るくて、私にとって生きる希望。太陽や、暗闇の中に差し込んだ、一筋の光のような存在だった。
好きなものを話すときのあなたは、目をキラキラと輝かせて、はじけるような笑顔だったことを、私は忘れない。
一緒に話すと楽しくて。一緒にいると落ち着いて。あなたが関わること全てが、私の最高の思い出になる。
そんなあなたが好きになった。そんなあなただからこそ好きになった。でも、告白なんてできなくて。
関係性が壊れるのが怖かった。嫌われるのではないか、この幸せな時間が無くなってしまうのではないか。ただその考えだけが、脳内を渦巻いてた。
だけど、伝えずに終わるのが、一番嫌だと思ったから勇気を出した。
でも、ダメだった。
断られたけど、あなたはやっぱり優しくて。受け止めてくれて、しっかりと返事をくれた。
嬉しい。これからも仲良く友達で。
そんな言葉をくれた。明るく振舞ったけれど、胸を締め付ける思いは消えなかった。
あなたは言った通り、友達でいてくれた。相手の話もしてくれた。話してくれるくらい、信頼されているんだと嬉しくなった。だけど、その隣にいたかったという思いは消えなかった。
友達だ。諦めろ。そうやって思いを閉じ込めるけれど、些細なことで飛び出して、私の心を曇らせる。関係ないことがすべてあなたに繋がる。繋がってしまう。わかっているのに、頭と心は、相反してしまう。
人の不幸を願う自分が嫌になる。
奪えるのならば、奪ってしまいたい。でも、相手の話をしているあなたの声や、顔は、見てきた中で、一番素敵だから。その顔を大切にしたいから。
私は、この時間を、残された、残してくれた幸せな時間を享受する。私にくれた応援の言葉も大切にしながら。
たとえもう、あなたの一番になれなくても。
あなたの人生の、数秒、数日、になれたなら。
幸せだから。
思いを伝えることって、とても大切で、とても綺麗。




