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【完結】聖女級の治癒力でも、魔族だとバレるのはよくないようです ~その聖女、魔族で魔王の嫁につき~  作者: 稲山 裕


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第二章  十八


  **



「……眠ぃょぅ」

 魔王さまの元に帰ったのは少し遅かったけれど、それから日が昇るまで。


 ――それって一体、何時間?

 本当に、いつ眠っているのかしら、魔王さまは。

 例の如く、すでにお仕事でいらっしゃらないし。



 ……だめ、何も考えられない。

 でも、眠いけど……ホテルにシェナを迎えに行かないと。


 支配人も、私があそこに泊まってると思ってるだろうし。

 ベッドの寝心地の、感想を聞かれるかもしれない。

「……着替え持って、跳んだら二度寝しよ」



  **



「お姉様。お疲れ様です」

 ホテルの寝室に跳んで戻ると、まるで私が帰る時間を把握していたように、シェナが立っていた。

 そして、おはようじゃなくて、おつかれさまだった。


「う、うん。ただいま」

「サラぁ……もどったのぉ? あなたもこっちで寝てみなさいよぉ。きもちぃぃ~からぁ」

 リズは、まだ少しお酒が残っていそう。

 また寝てしまったみたいだし。



「お姉様も、もう少しお休みください。ベッドは、一応整えておきましたので」

 見ると、クイーンベッドは最初に見た時と同じ状態だった。

「そんなの気にしなくて良かったのに。どう? 気持ちよかった?」


「は、はい。とっても。魔王城のベッドも、気持ちいいですが、ここのもふかふかでした」

 気恥ずかしそうに言うシェナが、また可愛い。

「一緒に寝ない? こういう時しか、そんな機会もないし」

 そう言うと、シェナは以前のように、ふいと顔を背けた。


「あ……っと。シャワー……浴びてくる……ね」

 顔を真っ赤にして、今度はうつむいて小さく頷くシェナ。



 そういえば、魔王城で私が使うのは大浴場で、部屋にシャワーがない。

 ――だからいつも、億劫だったんだ。


 なんて、言い訳してもダメよね。浴びてから来れば良かった……。

 それにしても、こっちは雨か……。



 吹きさらしのごとくに、天井と壁は透明なままだった。

 昨日の星空とは打って変わって、重い雨雲が群を成して流れて来ている。

 ――まるで、降りしきる風雨の中に居るようで……不安とドキドキを浴びているみたい。



「おもしろい!」「続きが気になる、読みたい!」「今後どうなるの!」

  

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 何卒よろしくお願い致します。  作者: 稲山 裕



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