72話 X
ササキは、ブルーから与えられた部屋にいた。
〝王〟でもあるブルーにササキは、上べでは従順さを示し、現在の立場を維持していた。
だが、爬虫類に飼われている立場を決して良しとは思っていなかった。
そんな、ササキの〝秘密〟である通信手段に1通のメールが届いた。
坊や、XDAYは近いわよ、西田の部下が、開発したわ、〝片目〟の準備は出来てる?キーシャは予定通り?また日にちは、私が決める。
爬虫類の奴隷もあと何日かで終わるわ、
また、抱いてあげるから、いい子にしてね
ササキは、メールを読むと直ぐに削除した。
彼女の命令で〝片目〟を二匹用意していた。
ササキは、爬虫類の奴隷が終わり〝彼女〟と世界を
自分の思うままにする日も近いと思い、また〝性欲〟が湧き、娼婦に連絡をいれた。
地下施設にて
ジョーカーと理沙のキーシャを探すための議論は、決裂に近い状態であった。
理沙は、闇雲に探しても仕方ないとショーンにも訴えていたが、ショーンも、迷っていた。
施設長 西田も地下施設のシステムをハッキングされる事は避けたかった。
そんな、施設の暗い雰囲気を変えていたのは、
ラッパとスジだった。
二人の漫才とも、寸劇とも言えるお喋りで、子供達を始め施設の者たちを和ませていた。
深夜 施設内
ササキの内通者は、来たる日の為の準備を皆に知られぬよう進めていた。




