71話 電話線
一人の女性が、地下施設の使われなくなったPCルームにいた。
女性は、PCの接続を変えては、試しまた接続を変え試していた。
PCの画面には、テキストしか写っていない。
そんなPCルームに〝博士〟が入ってくる。
女性は、「誰!」と振り向く。
博士は、「私、〝帰還者〟です‥その〜何やってるんですか?」と聞いた。
女性は、「あ!ゴメン、私は、玉村恵今ね電話線を使って〝パソコン通信〟出来ないか試していた所、テラやギガなんて、遠く及ばないけど、300dpsってとこね、1990年代にあった技術よ」と30代であろう黒髪の玉村は、束ねてあった髪をほどいた。
髪は長く腰の辺りまであった。
博士は、「へ〜、電話線で出来るんですね、アタシ機械に興味あって‥過去でも武器の修理はワタシがしていたんです!」と鼻を膨らませた。
玉村は、「そうなんだ!だったら手伝ってよ!私の役目は、この施設のシステムを築く事なの!もう、
ブルーとグリーンに従来のネットは占領されて、
どんなエンジニアも太刀打ちできないのよ!
こっちは、60年前にタイムトラベルよ!ブルーとネットで戦っていた時もあったけど、相手にならない事がわかったのよ、だからこれ!」と配線まみれの
PCを見せた。
博士は、「これが、こうで、あっ!ルーターの代わりがこれですね!」と興味深々である。
そんな時〝ポン〟とPCが鳴った。
玉村は、慌ててPCに向かい、メールらしき物を開いた。
玉村は、博士に向かい「ごめんね!急ぎの仕事が入っちゃった!また明日来て、」とメールを隠すように、博士を部屋からでるよう促した。
博士は、設備を知りたいと言う〝欲求〟を遮られ、
膨れっツラで部屋を後にした。




