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70話 ヴァーチャルセックス

 ナッパと香は、夫婦に用意された部屋で、〝キーシャ奪還〟の会議を話しあっていた。

香は、「どうするって?アタシが理沙さんの立場って考えたら、気が狂うわ!アンタ!キーシャちゃんの〝極秘事項〟って何?こんな事態だから、皆知る必要があると思うわ!」といきり立つ。

ナッパは、「〝極秘事項〟の事は聞かないでくれ、

今回の事とまったく関係ないとは言い切れないが、

皆が生活するのに支障はない!大河も今まで通りの方がいいんだ!しかし、ショーンさんは、ずっと黙っていたな?あの人は、感情派と思っていたが、むしろ理沙さんの方が高ぶっている。当然だがな?」

香は、「で?〝初手〟は何から手をつけるの?」

と聞く。

ナッパは、「実はな、キーシャちゃんには、GPSは付いているんだよ、でもな、ネットに繋がった瞬間丸裸だ!施設長やジョーカーが5年苦労して、守った〝ここの〟システムも危険になる!理沙さんは、

GPSを使えの一点張りだし、ジョーカーは、しらみつぶしに足で探さなければならない、だしな、

結論は出ないよ、施設長も全体の〝輪〟を崩さないようにするのに、必死だしな」と部屋に今日支給されたバナナを食べ始めた。

香は、「私は、理沙さんの味方よ!恐竜にさらわれるなんて!」と興奮気味である。

ナッパは、「ショーンさんは考えていたよ、皆んなの事を〝奪還〟について廻る犠牲の事も。」

香も、もしナッパに何かあったら?と私情を挟み黙った。

息子の大河は、腹一杯食べてイビキをかいていた。


「あん!違う‥もう少し上‥」

〝ササキ〟は、ベッドの上で〝ヴァーチャルセックス〟を楽しんでいた。

「坊や‥下手ね‥ブースト一杯なのに‥これ?

ゲノム解析は‥あん!一流でも‥セックスは三流よ‥」と相手の声が、ベッドホンに響く。

「で、どう動くって?ハァハァ」

「坊やの動き?それとも〝ショーン〟?」と相手の声は、響く。

「両方だ!」と相手に伝えて、〝ササキ〟は果てた。

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