60話 待ち伏せ
大輝は、一瞬青白い光に包まれた。
数回体験しているが、〝死〟と〝生〟を感じる瞬間である。
一瞬、記憶が無くなり、過去からの映像の〝夢〟の様な物を見る。
次にボヤけた視界から、徐々にハッキリする。
見えた物は、エクストラエナジーのタイムカプセルスタジアムである。
前回、帰ってきた時は、慌ただしく職員が駆けつけた。
だが、幾分が待っても、〝人〟がいないのである。
大輝は、痺れを切らし、自らカプセルを開ける。
周りをみると、15台のカプセルは無事到着したようである。
大輝は、まずショーンとナッパのカプセルを開ける、人気はない。
ある意味、タイムカプセルスタジアムは、荒廃している様に見えた。
電源の明かりも、職員もいないのである。
広いスタジアムに歓迎も歓喜もなく、15人の帰還者は着いた。
大輝は、ショーンに「何かおかしいです!」と伝える。
カプセルから、出た、ショーン、ナッパも荒れ果てたスタジアムを不思議に思った。
その時二匹のヴェロキラプトルが襲いかかる!
『恐竜!』3人は声を揃えたが、反応が早い!
3人とも直ぐに武器を取る!
ショーンと大輝は、他のカプセルを守る様に陣取る!
可奈が、〝開けろ〟とカプセルを叩く。
ナッパが一匹のヴェロキラプトルに鎖鎌を絡める!
ショーンが、トドメを刺そうと身構える!
「待て!まだ狩るな!」
後方に居たのは、左手の〝義手〟にガンを持ち、
右手で、大太刀を構える、ジョーカーであった。




