53話 飼育
ササキは、クローンの恐竜のゲージへ向かった。
ヴェロキラプトルのゲージに着くと、ヴェロキラプトルは体長2メートルほどを横たえ寝ていた。
ササキは、ヴェロキラプトルの怖さは知っていたが、相手はゲージの中、恐る事はないと、ヴェロキラプトルの頭部に、〝片目〟脳のタンパク質から、
作った薬品を注射した。
ヴェロキラプトルは、目を見開き、ササキを見つめた!
やがて、痙攣し始めた!
ササキは、ガタ!ガギ!とヴェロキラプトルが、ゲージに当たる音が、周りに気づかれるのではないか?と心配になった。
その後、ヴェロキラプトルは脱力し、目をササキに合わせる。
その目は、赤く光。
〝お前は誰だ〟
ササキの心に文字が浮かぶ!
ササキは、目が離せない状況になった。
〝ササキです〟と心に念じると共に声がでる。
〝そうか‥頭がやけにスッキリするな‥ふむ、悪く無い〟そう文字が浮かぶと、同時にササキは、ヴェロキラプトルに手を掴まれた!
〝手を引きちぎるぞ!嫌なら、さっきのやった事をもう一度やれ!〟
ササキは、ヴェロキラプトルにおどされた。
「ヒー!」と叫びをあげ、慌てて注射をもう1本取り出した。




