48話 救命
大輝は、胸から血を流し倒れている。
ショーンは、片手で出血を抑え、笛を2度吹く、ローザに〝来てくれ〟の意味である。
ローザは、まだ光る〝片目〟につけられたマーカーを頼りに薬箱を抱え走る!
大輝の元に駆け寄ったローザは、「これは‥」と絶句してしまう。
ローザは、手早く大輝に処置を施す。
大輝の周りには、ショーン、ジョーカー、ガガ、ナッパ、可奈が囲む。
ナッパは、「あんな無茶な技、ホントに使いやがって!」と地面を叩く。
ショーンは、「ローザなんとかしてくれ!」と大声を上げる。「やってる!」と恐ろしいくらいの表情で振り向く。
可奈は、「どうして‥あたしが死ねば良かったのに‥どうして‥」と脱力し、座り込んでしまった。
ジョーカーは、「なんとかなるのか?」とローザに聞く。
ローザは、「止血は、出来るけど、根本的な治療は無理!」と言う。
ジョーカーは、「移動は可能か?」と聞く。
「今、血が止まったら、出来るかもしれないけど、もって1日‥」と弱音を吐く。
「大輝をタイムカプセルに乗せる!」とジョーカーが言い出した。
「タイムカプセルの充電が、あと1日で終わる、大輝を現代に返す!」とジョーカーが言うと、ショーンは、「ありがとう」と言い、自ら背負い移動することを伝えた。
ジョーカーは、頷き、〝片目〟の方を向き、歩き出した。
タイムカプセル 翌日
大輝はまだ生きていた。
だが、虫の息でいつ絶命してもおかしくなかった。
タイムカプセルは、無事充電が完了していた。
皆で、大輝をカプセルに乗せる。
ジョーカーは、ボイスレコーダーを大輝に、握らせ、また〝片目〟から採取した指の一部も積んだ。
ローザが「時間がありません!急いで!」と促す。
ショーンは、「生きろ!大輝!」と声をかける。
ナッパは、大輝の頬を撫ぜた。
ジョーカーが、「離れてくれ!」と言い、タイムカプセルの〝転移〟の準備を始める。
設定を、行いカプセルを閉める。
タイムカプセルは、〝電源〟が入り、青い光を出し始める!
〝ヴーン〟と言う音と共に青の光を放つ!
タイムカプセルは、転移した。




