38話 稽古
一週間後
洞窟にいるジョーカーは、変わらず蓄電池の〝番〟をしていた。
充電完了まで、あと僅かな所まできていた。
その状況を確認にいくのは、ガガで、武器の充電の役を自らかって出て、帰ってくると、ジョーカーに抱かれたのか?いつも上機嫌であった。
〝片目〟討伐の計画もすすんでいて、ナッパも戦力として、当てに出来るところまで、回復していた。
そんな、ナッパは、大輝に稽古を頼んだ。
鈍った身体のリハビリであった。
大輝は、「いいのか?ナッパ?生ぬるい稽古ならしない方がいいんじゃないのか?」と聞いた。
ナッパ「いや本気だ!遠慮なくやってくれ!」と頼んだ。
大輝は、承諾し、2人は河原へ行き、お互い武器をかまえた。
ナッパは、鎖鎌をクルクル回している。
大輝は、足を絡めてくるのは、目に見えていた。
ナッパは、「いくぞ」と声をかけ、鎖鎌を投げた!
大輝は、当然とばかり躱わす!
鎖鎌は、大輝の居た位置に落ちるが、先から光弾が出て爆発した!
大輝は、「しまった!」と言い目潰し状態になる!
その隙に、ナッパは間合いを詰め、大輝に鎌で一撃を喰らわせようとした!
瞬間、大輝は、目が見えない状態でナッパの背後を取り左手でナッパに組んだ!
右手の太刀で、背後からナッパの心臓目がけ突き刺した!
いや、寸止めであった!
ナッパはその場にしゃがみ込んだ。
大輝は、「ありがとう、〝活殺剣〟の間合いを思い出したよ」そう言ってナッパに右手を差し出した。
ナッパは、「なんて事しやがんだ、危ないヤツだ」
そう言って、大輝の事が益々心配になった。




