33話 選択
ショーンは、〝片目〟を見て腹から感情が湧き上がる!
一瞬、止まった。
とにかく止まって、脳をフル回転させた。
その時間は、実際には10秒ほどだったであろう。
しかし、ショーンは、2、3時間悩んだ気がした。
負傷したナッパ、持って帰らねばならぬケーブル、
武器の充電、頭の中を駆け巡った。
〝片目〟がギガノトサウルスに向かった!
その瞬間、ショーンは、決断した。
「ジョーカー!ケーブルを回収してくれ!大輝手伝え!可奈!〝煙玉〟を3発付近に放て!ナッパは、俺が肩を貸す!」とショーンが叫ぶと、4人は、『了解!』と指示に従った。
ジョーカーと、大輝は、壊れたタイムカプセルから、該当するケーブルを辺りかまず引っこ抜く!
可奈は、指示どうり、煙玉の、今持っている全て3発を放った。
〝片目〟とギガノトサウルスの戦いは、負傷しているギガノトサウルス相手では〝片目〟に分があった。
決着も早く着くかもしれない?と思ったショーンは、ナッパの回収を急ぎ、ジョーカー、大輝に「先に行く!」と伝え、ナッパに肩を貸し、走り始めた。
ショーンとナッパの後方には、可奈が付き、弓を携え、後ろからの、脅威に対処している。
20分後
ショーン、ナッパ、可奈は、走るだけ走り、〝現場〟から遠のいた所で息を整えていた。
そこに、ジョーカーと大輝が、ケーブルを持って合する。
ショーンは、またも、〝片目〟と戦えなかった、悔しさで、地面に拳を擦り付けた。




