31話 仁王立
穴の上から見下ろすトン・チン・カンは優越感に浸っていた。
「このマヌケ達め!」とトン
「女と武器を渡せ!そうすれば考えてもいい」とチン
とそのチンが〝大きな口〟恐竜に噛み砕かれて食べられた!
「ヒェー」とトン・カンは只、只慌てた。
ギガノトサウルスである!
ショーン達からは、時折巨大な口が見えるだけである!
「逃げろ!危ないカン!」とトンの声が聞こえる!
最初に行動を起こしたのは、ナッパであった!
自らの〝鎖鎌〟を穴の外に投げる!
ガキ!
木に引っかかったようである。
ナッパは、火傷覚悟で光電子の鎖鎌を登っていく!
「皆んな登ってくれ!」そう言って、逃げ惑うトンに近づき、「貸せ!」とトンの〝オノ〟を取り上げた!
ナッパは、ギガノトサウルスの攻撃をかわし、オノのスイッチを入れ、オノで威嚇する!
穴を守るように穴の前で〝仁王立〟になった!
「皆んな早く!」
そんなナッパに容赦ないギガノトサウルスの攻撃がきた。
ナッパの右肩にギガノトサウルスの爪が直撃する!
体制をくずしながらも、オノでギガノトサウルスの腕に一撃を入れる!
ギガノトサウルスが一瞬たじろいだ!
その瞬間、穴から、空に向かって光玉が放たれた!
可奈である。
鎖鎌をつたい、ショーンがまず上がった!
今度は、ショーンが、傷ついたナッパの前に〝仁王立〟となった。




