28話 女博士
ショーン、大輝、可奈、ジョーカーは、ベースキャンプを深夜目指した。
どうやら、ショーン、可奈が大輝の後を追ってきたのは、紗理奈が話したらしい。
しかも、大泣きで。
大輝さんが私の為に無茶してたと説明し、怒らないでくれとショーンに懇願したらしい。
帰還する際幸い、恐竜には、遭遇しなかった。
ライトを照らして、帰還をする4人を見張りの、サトピンが見つけた。
サトピンは、昼間眠くてしかたないのである。
火山灰で覆われ、昼、夜の区別もないようなものだが、夜の見張り当番を好んでいた。
「ピー、ピ、ピ」と〝安全だが異常あり〟の笛がなる。
谷を抜け4人が帰還すると、ショーンの妻理沙、〝ナース〟ローザ、ナッパと伊達香、紗理奈、が出迎えた。
紗理奈は、大輝の顔を見ると泣き出して、理沙に抱きついた。
安心したのであろう。
ショーンが「客人のジョーカーだ、皆んな宜しく頼む!」と紹介する。
ナースのローザが、ジョーカーの持っている2個の薬箱に反応する。
「あ!薬箱!しかも2個!」とジョーカーに駆け寄る。
ジョーカーは、「初めましての手土産になるかな?」と微笑む。
ローザは、「ラテールのチーズサンド並に嬉しいです!」とジョーカーには、はてな な受け答えであった。
ショーンは、ジョーカーに、「バッテリーの事で紹介したい子がいる」とそうそうに、バッテリーと工具を持ち、奥の、木で出来た。小屋に連れていった。
小屋の側までいくと、「もうやだ!退屈!」と声が聞こえてきた。
ショーンが「〝博士〟見てもらいたいものがある!入るぞ!」と簾の様な物を上げる。
中には、壊れた武器や機器に埋もれた、メガネの女の子がいた。




