20話 トン・チン・カン
朝、黒のコートの男〝ジョーカー〟は、物音で目が覚めた。
カプセルから外を覗くと3人の男が、一緒に来たカプセルを漁っている。
〝ジョーカー〟はカプセルを開け「やあ!君達、泥棒はけしからんね!」と声をかけた。
ベレー帽の男が「うるせい!出てこい!ここは、俺達の庭だ!とやかく言うなら、叩きのめしてやる!」と騒いだ。
ジョーカーは、カプセルから大太刀を持って飛び降りた!
ベレー帽の男達もオノなどを構えた!
ジョーカーは何も言わずに疾風の如く男達の武器を全て両断し、ベレー帽の男の首に、刃を突きつけた!
ジョーカーは、「うん?その食料や武器は僕のだけどね?」と刃でベレー帽の男の首すじに〝傷〟をつけた。
「ひー!待ってください!旦那の物を盗むなんて、
滅相もない!ご勘弁を!」と命乞いをした。
ジョーカーは、「お前達、名前と歳は?」と聞いた。
3人は順に「トン!42歳です」「チン!41歳です!」「カンです!40歳になりました!」と答えた。
ジョーカーは、ボイスレコーダーのような物をポケットからとりだし「〝ミッション1日目、3名の生存者確認、40代3名、武器所持〟」と録音した。
「腹減ったな!お前たち食料はあるの?」とジョーカーは聞いた。
トン、ベレー帽の男は、「はい!充分とは言えませんがあります!親分!」と服従を示した。
ジョーカーは、「他に生きている人知ってる?」と、問いた。
トンは、「はい!渋谷ショーンは生きてます!あと女と、数日前に来た3人もいます!ショーンは、
俺の女を拉致したんです!」と言った
チンは、「〝俺たちの女〟じゃないですか?」
と言うと、トンは、「余計なこと言うな!」と遮った。
ジョーカーは、「まあ、腹減ったから、お前らの〝家〟に連れてってくれよ!朝メシでも食べながら話しましょうか?」と大太刀の刃を収めた。
トン、チン、カンに導かれ、ジョーカーは後へと続いた。




