19話 ナッパの回復
ノミンギアの肉と、充分な充電を済ませたショーン、大輝、可奈の3人は、午前中の内にベースキャンプへと急いだ。
今回は、途中恐竜と遭遇せずにすんだ。
ショーンとしては、可奈のガンナーとしての経験が積めずに残念であった。
それも全て〝片目〟との戦いの為であった。
「ピー」笛が一つなる。
安全な帰還の意味であった。
3人が谷を抜けると、女達は出迎えた。
ナッパも杖はついていたが、立って出迎えた。
大輝は、「ナッパ!もう大丈夫なのか!」と勢いのある声を、かけた。
ナッパは、「迷惑かけたな!あと2日もすれば、戦闘にも参加できるぞ、武器がない夜は不安たな!恐竜きたらどうするか?考えたらよく眠れなかった!」と笑った。
伊達香は、「あら、アタシの横でぐっすり寝てらしたわよ」と意味深なことを言う。
ナッパは、赤い顔になり「なんにもないからな!」
と否定したが、皆、何があったと思った。
ショーンが「ノミンギアの肉があるぞ!」と皆にいうと、皆、歓声を上げた。
ノミンギアの肉は、ご馳走であるようであった。
その晩のは、宴のようであった。
夜 23時 タイムカプセルエリア
ヴーン
青い光が走る!
2台のタイムカプセルが現れる!
ややしばらくして、一台のカプセルが開いた。
中から長身の黒のコートを着た男が現れた。
首には、〝JOKER〟とタトゥーが入っている。
男は、火山と空を見上げ、「やっぱりな」と呟いた。
もう一台のカプセルを外から開け、バラバラの遺体を見て「やっぱりな」と呟き、埋込端末を外した後の手の甲の傷にキスをする。
次にバッテリーの様なものを取り出して、カプセルに接続する作業をはじめた。
やや、暫くして、〝充電完了 72時間後〟の文字を見て、「おや、おや、」そう言って、カプセルを閉め、眠りについた。




