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これが最初の一歩

「やはりその首飾りは普通の代物ではなかったんだな。」

「はいこれは他者がどんな力を持っているのかを教えてくれる物です。」

「それも驚きだが、色が変質していなかったか?」

「はい、これは身に付けてい者の感情を表す機能もございます。」

その割にめちゃくちゃ変質していたと思うけど。やはりこのアミは最初の時かなり挙動不審になっていたのか。

しかし、多少怯えていても俺が了承したら一気に話を展開させたがこんな俺に力を与えたところで世界の破滅を防げるとでも思っているのだろか?だけど、このアミを助けたらまた同じ生活を送れればそれもいいだろうし、この世界が破滅へとひた走るならやはり止めたいという気持ちもあるしな。ちょっとまだ現実を帯びないけどやってみるかと少し心の中で決意したのだった。

「それではここからが本題です。この首飾りの色でその人の力を見ることができます。赤色は火、緑色は風、黄色は土、青色は水になります。ほとんどの人はこの四つに分類され、それぞれその属性に合った魔法や妖術を使います。」

確かにそこまでなら俺もこの世界に来てからよく知っていた。人間の国に行ってみれば軍人やら戦士やらが火、水などを出したり、それを武器に纏わせて訓練をしたりと、この世界ではそれを力に変えていたこともよくわかる。

「やっぱり他の人もそんな首飾りみたいな物は持っているのか?」

「いえ、確かに力の見分け方を他の人も持っているでしょうけど、私のこれはまた別の機能もあるので他の物とは少し違います。」

確かに、感情を表す物なんか見たことないしな。他にも色々な機能を持っていそうけど、それも説明されると流石に長引きそうなので問い詰めないでおこう。

「では、この首飾りに手を当ててください。」

そして俺がその首飾りに手を置くと色は先程の四色では無 なく、黒色になっていた。これにはアミ自身も驚いている。何かおかしなことでも起こしてしまったか?

「これは凄いです。まさかあなたがこの力の持ち主だとはこれで大いに納得しました。やはり、あなたはこの世界の破滅を防ぐには適任です。ぜひ私の助けになってください。」

また強い言葉で俺を讃える。そんなに事態が変わることだったのか?

「一体どんな力だっんだ?」

「はい、あなたのはどの属性にも分類されない力の象徴とされる属性です。この力は正式な名前もありませんが、四つの属性の起源とされる物です。故にこの世界が作り出した最初の属性とも呼べる物です。」

「そんな力が何故世界の破滅を防ぐに大きな手助けになるんだ?」

「はいこの力は、四つの属性全ての力よりも強くまた大きな力です。どんな属性でも勝てるのはできないでしょう。」

なんだそのいかにも最強の言葉がつきそうな力は。

「しかし、初めに言っておきます。その力は大きすぎる余り一人の人間が制御するには難しすぎます。いいえもっと詳しく言えば不用意に使用することはできないです。」

やはりいくつかリスクはあるのか。そりゃあ火を出したりするだけでも相当なもんだし制御するのも難しそうなのに、それよりも強い力はそれよりもまた難しいだろう。

「理由はいくつかありますが、まず最初に言いましたように身体自体その負荷に耐えられることが難しいことです。使用した分だけかせられる負荷は想像以上になると思います。次に、力が強すぎの余り、周りに多大な影響を与えます。小さな村も大きな被害を生むでしょう。」

「それだけリスキーでもあなたにとって利点は充分に得られていると思っているがそれは何故だ?」

「私も別に公衆の前でその力をあなたに出すよう促す指示はしません。必要な時に必要な力を発揮すればいいからです。それに先程も言ったように他の属性では真正面から戦えばまず負けません。なるべく戦闘は避けつつ破滅を防ぐにはぴったりの力だとも思っていますから。」

なるほど、確かに無闇矢鱈に使用しない分他の人の視線も注目されないし、俺自身にも向いている力だと思った。あとはこの力が実際にどういうものか知ることから始めていくか。

「では改めてこの世界の破滅を防ぐ手助けをお願いできますか?」

「まぁ、頑張ってみるよ。」

と互いに握手したのだった。この力で今度は今まで見たことがない世界の結果を見ることができるかもしれないと思うと、自分自身で道を切り開いてみたいと、興奮に似た感情を抱いたのだった。

「それではまず外であなたの力を試してみましょう。」

アミは笑いながらそう言ったのだった。アミが開けた扉からはすでに太陽の光が家の中に入っていたのだった。


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