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ウィッチクラフト・サムライズ  作者: みるくるみ
2/7

第2話 東和王国国防軍本部

少し霧がかっている午前5時。

俺──若井正義は日課である早朝のランニングの準備をしていた。

「例え阿修羅隊に入る1時間前といっても、体は温めないとな。」

独り言のように呟き、走り出した。

いつものランニングコースを走りながら、俺は明宮先生のことを考えていた。

(先生が負けるなんてな…俺が勝てるかもわかんねーな。……せめて1度だけでも先生に刀で勝ちたかったな。)

もう二度と会えない、憧れであった明宮の事を思うと、胸が苦しくなる。

(……本当に先生は帰ってこないのか。)

思わず止まりそうになる足を無理矢理に動かし、考えを振り払った。

(明宮先生はまだ刀にいる。大丈夫だ。俺が死なない限りは──死なない。)

いつものランニングコースを走り終えた時には霧が晴れ、日が昇りかけていた。そして、新たな目標を持ち、それを宣誓するようにぼそっと呟いた。

「いつかは先生を越す。先生を越した時は──敵討ち、しよう。」


呟いた後、ふとデジタル時計を見ると午前5時30分と表示されていた。それを見て、俺は焦りを覚えた。ここから学校までは最低自転車で20分はかかる。

それを理解した後、急いで家に駆け込み、制服に着替え、前もって準備してあったおにぎりや刀などを持って、寮生活のため、なかなか会えなくなる家族との挨拶も手短に済ませ、家を出た。

息を切らせながら学校に着き、正門の方に行くと既に校長先生が待っていた。

デジタル表示の腕時計が5時57分であることを確認して小走りで向かった。

「すいません!ギリギリで。」

息を整えつつそう言うと、校長先生はいつも通りの穏やかな表情で言った。

「いやいや、構わんよ。迎えが来るのは6時ちょうどだから。」

その言葉に安心してほっ、と一息つくと遠くからエンジン音が響いてきた。

「お、迎えが来たみたいだ。若井、君は優秀だが少しコミュニケーション能力に欠けるところがあると聞いている。だからこそ、実力に溺れるな。──と、激励はこんなものかな。」

激励を受け、俺は頭を下げた。

「校長先生、ありがとうございます。その言葉、しっかりと覚えておきます。」

激励を受けているうちに迎えの車が着いた。俺は車に乗り込んだ後、一度振り返り校長先生に向かって、

「校長先生、明宮先生の刀をくださってありがとうございました。お陰で恩師であり師匠のような存在である明宮先生と共にいることが出来ます。」

校長先生は終始穏やかな表情で

「いやいや、それほどでもないよ。では──行っておいで。」

校長先生の言葉に俺は背筋を伸ばし言った。

「はい!」


黒塗りの車に揺られながら、俺は校長先生の言葉を思い出していた。

(実力に溺れるな、か。確かにコミュニケーション能力は俺には皆無と言っていいほどだからな。というか、阿修羅隊はパーティー制だって聞いたからな。……気さくなパーティーだったらいいな。)

少し不安を覚えつつも、車は阿修羅隊の拠点である東京都にある東和王国国防軍本部に向かっていた。


東和王国国防軍本部、それは国の守りの要である守護神アテナ隊と、攻めの要である阿修羅アシュラ隊と、戦争時の回復などの要である治癒神パナケア隊の3部隊で構成される東和王国の最強武力が集まった場所である。

俺はその中の阿修羅隊本部に到着し、黒塗りの車から降りた。その頃にはもう日が昇りきっていて、少し暑いぐらいだった。

車を降りて最初に見えたのは豆腐みたいな建物ではなく、立派なコンクリートの4階建てで、窓が等間隔で付いている建物だった。建物だけでもかなりの大きさなのだが、それの前に広がっているトレーニング場のような場所は建物のだいたい4倍か5倍ぐらいの大きさだった。

この光景に呆気にとられていると、いつの間にか車から降りていた運転手が説明を始めた。

「この建物は座学を受ける、いわば学校のような場所であり、寮でもあります。詳しくいえば、1階は学校でその上は全て寮となっております。寮には若井様も含めて1000人いますが、まだまだ空き部屋があるので若井様も1人部屋を使用できるかと思います。」

淡々と話される説明を聞いて、俺は驚愕していた。ここには選りすぐりの武士達がたくさんいる。俺よりも凄い奴らが。そう考えていると、ぶるっと武者震いがした。

そんな俺の様子を気にせず、運転手が補足するように言った。

「言い忘れていましたが、ここでは実力順位によって教室が変わります。毎月行われる模擬戦──殺しはなしの斬り合いで200位以内の実力を示した人は40人1クラスで合計5クラスに分けられます。この5クラスはA、B、C、D、Eとなっており、Eクラスが200位から161位までの人で構成されており、EからD、DからCと40位ずつ分けられており、Aクラスは40位から1位までで構成される、というようになっております。

201位以下は少しクラス人数が変わり、50人1クラスで合計16クラスに分けられます。この16クラスには1から16の番号がつけられます。クラス構成は上位のクラスと同じで、順位で低い方から16番クラスに50人、15番クラスに50人、14番クラスに50人というように分けられます。」

「なるほど、理解しました。では、俺はどのクラスにはいるんですか?」

「若井様のクラスについては今から向かう教官室にて、教官殿から説明をしてもらいます。」

「その教官殿は学校でいうと校長先生ってところですか?」

「立場的には同じですが、少し違います。教官殿は実技の授業を受け持ち、実際に教えています。」

なるほど。実際に武士を育てているという訳か。確かに直接教えるっていうのは校長先生だとしてないな。

ひと通り納得すると、それを見計らったように運転手が声をかけてきた。

「では、これから教官室に向かいます。ついてきてください。」

そう言うと、運転手は窓が等間隔に付いている建物に向かって歩き出したので、俺はそれについていった。


教官室につくと、運転手は外観と合わない木製のドアを手で示し、言った。

「教官室の中には若井様お1人でお入りください。私は入ることができませんので。それと、お荷物は先に寮の方に送っておきますので、私が預かります。」

1つ頷き運転手に荷物を渡し、はドアの取っ手を持ち、押して入った。

教官室は部屋の中心ぐらいにある少し大きめの机、それを挟むように置かれたソファ、ドアの反対側にある窓、その前に書類が積まれた机やそれの高さに合わせてある椅子、というようは必要最低限のものしか置いていないというような造りだった。

書類が積まれた机の高さに合わせてある椅子に教官と思しき人物が座っていた。

その人物は無精髭を生やしていて、目が少しつり目になっていて、深いしわが刻まれている男性だった。

その男性はこちらを見て穏やかに微笑み言った。

「阿修羅隊へようこそ、若井君。私は武田尊治。皆からは教官殿と呼ばれているよ。まぁここは上下関係もあるからね。君も教官殿と呼んでくれるとありがたい。」

「分かりました。教官殿。」

「さて、君のことは十堂院高校の校長先生から聞いているよ。聞くには──コミュニケーション能力は欠けるが、それを差し引いても優秀だ、とね。」

その言葉に俺は苦笑しつつ、

「そうですか。まぁ、コミュニケーション能力がないのは認めます。」

俺の自虐に教官は、がははと笑って言った。

「自他共に認めているとなるとよっぽどらしいな。なに、ここにはそんな人は沢山いる。気にせず、少しずつ慣れていけばいいさ。ただし、パーティーメンバーとは仲良くしてもらわないとな。戦場だと、生死に関わる。」

急に真剣な口調に変わったので、空気が緊張感を帯びた。その空気に負けじと言葉を発した。

「分かっています。できる限り、打ち解けられるようには頑張ります。」

「うむ、ならいい。では、早速だが君のクラスを教えよう。君のクラスは──Eクラスの200位だ。」

「えっ!?いきなりEクラスでいいんですか?」

「良い。あそこの校長先生とは昔から古い仲でね。私と同じぐらいの強さを持っているよ。そして、君の実力は校長先生から聞いているからね。それに、あの校長先生は昔から観察眼が鋭いからか、余程の実力を持った人じゃないと褒めたりしない。もし君の実力が褒めるに値しなかったらここへの推薦など無かっただろう。」

その言葉を聞いて、俺は唖然とした。校長先生に褒められることがそんなに凄いことだとは思わなかった。

俺が何も言えずにいると、教官が補足するように言った。

「もちろん、実力が順位より劣っていた場合は見合う順位まで下げる。だが逆に実力が順位より優れていた場合は上がる。まぁ順位の変動は毎月1回の模擬戦でしか変わらないから、それまではよっぽどの弱者ではない限り順位が落ちることはない。これから精進したまえ。」

「はい。肝に銘じておきます。」

「今日は1週間に1回の休校日だから、明日からEクラスの教室にて授業を受けなさい。おっと、忘れていたが寮の部屋についてはここまで案内していたあの運転手に聞けば寮監の部屋を教えて貰えるだろう。寮監から鍵を貰って部屋に行くが良い。部屋では好きに過ごしてもらって構わんからね。あと、部屋には時間割も置いてあるからそれを確認して明日の準備をしたまえ。まぁ、他に聞きたかったら詳しいことは寮監に訊いてくれ。」

「分かりました。」

「では、もう行って良い。長々とすまんかったな。」

「いえ。では、失礼します。」

一礼し、教官室を出ると運転手が入った時と同じように立っていた。

「お疲れ様でした。」

「ありがとうございます。あの、早速ですが寮監の部屋を教えていただけませんか?」

「はい。寮監様の部屋は西側の階段を上がって右にあります。」

「分かりました。本当に色々とありがとうございます。」

感謝を述べると運転手は首を横に振り、言った。

「いえ、これが私の仕事ですので。では、すみませんがこの後別件がありますので失礼します。」

そう言った後一礼し、東側の階段に向かって歩いていった。

運転手と別れた後、西側の階段を上がると雰囲気が一変した。窓は相変わらず等間隔で付いているが、コンクリートの床にはカーペットが敷いてあり、壁にも壁紙が貼られていて、照明も蛍光灯から優しい光を放つライトパネルに変わっていた。

運転手に言われた通り右の方を見ると、『寮監』と書いてある札が掛けられているドアがあり、その横にはカウンターがあったが、休校日だからか薄いブラウンのブラインドカーテンが閉まっている。

どうしようかとドアやカウンター付近を見ているとカウンターの上に押しボタン式のチャイムがあった。恐る恐る押してみると中でピンポーン、と鳴ったようだった。

しばらくするとカーテンが開き、不機嫌そうな顔が出てきた。凛々しい顔立ちで、眼鏡を掛け、ヨレヨレのスーツを着た男性だった。

「なんだ?ったく、せっかくラスボスまでいってたのに。」

いきなり愚痴をこぼしてきた。俺は少し怖気づきながらも言葉を発した。

「え、えっとー、今日ここに入ったばかりで部屋が分からないので聞こうかなと思いまして。」

「ん?あ、お前あれか。今日来るって言われてた新入りか。ならこれからはカウンターが空いてる時以外には、よっぽどのことがない限り呼ぶなよ。分かったか?」

対応するのが寮監の仕事じゃないかと思いつつ、首を縦に振り、言った。

「分かりました。以後気をつけます。」

すると寮監は満足そうに頷き、説明し始めた。

「まず、この寮に住む以上は夜間の外出は禁止だ。もし外出したら1週間外出禁止だ。昼も夜もな。ちなみに東側にも寮監がいるから東側から抜け出そうなんて思うなよ。まぁ、こんなもんか。

じゃあ次は部屋の鍵を渡す。えっと、どれだっけか。あ、これだこれ。ほらよ。」

寮監は見つけた鍵を俺に向かってポイっと投げてきた。それを取り見ると、よく見るような先端がギザギザとしていて、金属で出来ている鍵だった。鍵には『0700』と彫ってあった。

「あ、そこに彫られてる番号は部屋番号な。2階が『0001』から『0400』まで、3階が『0401』から『0800』まで、4階が『0801』から『1200』までで、女子寮だ。えっと、隣の『0699』は誰だったっけな。忘れたわ。まぁ、問題起こすようなやつじゃないと思うから頑張れよ。」

やはり挨拶に行くのは緊張して、既に行きたくないと思えている。1つため息をつくと、寮監が確認するように聞いてきた。

「なんか質問あるか?」

それに一旦考えるのをやめ、答えた。

「いえ、大体理解できました。ありがとうございます。」

「あいよ。じゃ、もう俺は戻るからな。質問は受け付けないからな。」

そう言って寮監は薄いブラウンのブラインドカーテンを閉めて、戻って行った。

少し大変そうな寮監だな、と思いつつ自分の部屋に向かった。休校日だからか誰も廊下に出ておらず、階段を上がる時の足音が響くほど、とても静かだった。

部屋の前まで来て、部屋番号が合っているか確認した後、鍵を開け部屋に入った。

寮の部屋はワンルームで、まず靴が6足ぐらいは置けそうな玄関があり、玄関から見て左側にベッドがあり、右奥に椅子とテーブルがあり、右手前に簡易的な水道がある。

食事は各階にある食堂で食べられるし、風呂も各階にある大浴場で入浴できるので部屋にはガスが通っていない。

先に隣人への挨拶を済ますか、と思い少し服装を正して隣の部屋へ向かった。

部屋の前に来たら、緊張で冷や汗が吹き出した。

ぎこちないながらもドアを3回ノックした。

すると、隣人は部屋の中にいたらしく「どうぞー」と言った。

「お邪魔します。」

そう言い、入ると中肉中背の隣人がベッドに座り、読書をしていた。その手を止めて本を閉じ、穏やかな笑みで言った。

「そんなに敬語使わなくても。いつもの話し方でいいよ。僕だって1ヶ月前に来たばかりだからね。」

隣人の優しい言葉に緊張がほぐれて、普通に話せるようになった。

「分かった。じゃ、いつも通りに話そうかな。」

「よし、じゃあ自己紹介でもしようか。僕は四葉志郎だよ。気軽に志郎とでも呼んでくれると嬉しいな。よろしくね。」

「俺は若井正義だ。俺も正義でいい。今日から隣の部屋に住むことになった。よろしく。」

「そういえば、正義って何位だったの?最初に順位が言われるでしょ?」

少しの間思い出すように考えてから言った。

「えっと、確か200位でEクラスだ。」

その言葉に志郎は驚愕し、口をあんぐりと開けていた。

「え……200位って、いきなり上位クラスに入ったの?凄いよ!上位クラスにいきなり入るなんて!」

興奮して早口で言う志郎を前に頭をポリポリとかいて言った。

「まぁそういっても、予想でつけた順位だからな。まぁ、落ちないようには頑張るけど。」

「うん!応援してるよ!頑張ってね!」

俺は若干照れくさくなって顔を背けた。そのまま、気になったことを訊いた。

「志郎は何位なんだ?」

そう聞くと、志郎は首を横に振り言った。

「僕は大したことないよ。今の順位は800位だよ。」

確かにいいとは言えないな。この場合どう言えばいいんだろうか。慰めるべきなのか?いや、下手に慰めると相手は傷つくって誰かが言ってたような。かといって蔑むのも違うしな。どうするのが最善なんだ?

しばし悩んだ後、志郎に言った。

「なぁ志郎、初日で生意気って思うかもしれないけどさ。俺は日課で自主練をするんだけど、もし良かったら一緒に練習しないか?」

そう言うと、志郎は目を輝かせて言った。

「いいのかい!?こんな僕でも!?」

「う、うん。いいけど。」

少し勢いに押されつつ答えると、志郎はより一層目を輝かせて頷いた。

「ぜひ頼むよ!」

「じゃ、とりあえずある程度の情報を教えてくれないか?食事の時間とか風呂の時間とか知らないからさ。」

「その時間なら時間割にまとめてあったはずだけど。」

「あ、そういえば教官殿が時間割は置いとくとか言ってたな。悪い、確認してないから教えてくれ。」

志郎は1つ頷き、説明した。

「うん。えっと、食堂が開くのが朝が6時から8時で、昼が、11時から1時で、夜が5時から7時だよ。お風呂は夜しか開いてなくて8時から10時だよ。休校日でも時間は同じだからね。あと、どれも時間を過ぎると閉まっちゃうから気をつけてね。」

「なるほど、大体把握はできた。なら今はもう5時か。もう日も傾いてきてるしな。自主練は明日からにするか。じゃ、明日の授業が終わってからだな。」

「うん!練習するならいい場所知ってるよ!人にも見られないし。その場所はこれから食堂で教えるね。」

えっ、と少し驚いて1つ聞いた。

「俺と一緒に食事してくれるのか?」

その言葉に志郎はもちろん、と言い、頷き言った。

「だって、ここのことあんまり知らないでしょ?教えてあげるよ。あと──勝手ながら友達って思ってるし。」

俺の驚きが増した。声が微かに震えていたがもう1つ聞いた。

「友達?俺を友達って言ったのか?」

「そうだよ?あ、もしかして嫌だった?嫌ならもう言わないよ。」

その言葉に激しく首を横に振り言った。

「いや、そんなことはない!前の学校で友達なんて言われなかったからさ。」

志郎は俺が照れながら呟いた言葉に、なるほど、と手をぽんと叩き言った。

「じゃあ僕が初めての友達ってわけだ。嬉しいな。正義みたいな人の友達第1号になれるなんて。」

「あ、それは……いや、なんでもない。食堂に行こう。場所も教えてくれ。まだ分からないんだ。」

「分かったよ、正義。じゃあ付いてきて。」

俺は志郎に付いて歩き出した。その道中、俺は反省していた。

(危なかった。せっかくできた2人目の友達と気まずくなるところだった。でも、思わずアイツのことを言いそうになった。アイツはもう、いないんだ。言ってはいけない。もうアイツは友達じゃない。だから志郎が1人目だ。でも──アイツを忘れたくない。忘れなければならないのに。忘れなければ俺が後悔するだけなのに。畜生、どうすればいいんだよ。未だに答えが出ないなんてな。あの時アイツに言われたことなのに、恥ずかしいな。)

そう考えていると、志郎が心配そうに声をかけてきた。

「正義?大丈夫?顔色が悪いよ?」

ハッとして俺は慌てて言った。

「いや、大丈夫だ。少し考え事をしてただけだ。さぁ、食堂に向かおう。」

志郎はまだ心配そうだったが、本人が大丈夫と言って安心したのか歩き出した。

そうだ。志郎に心配とかをかけてはいけない。これから気をつけないと。


食堂で、楽しそうに話す志郎と食べるご飯はとても美味しかった。

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