表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
254/344

224話

短めです。

「よっしゃかったーーーー!!」

「カァーッツ!!」


 ビクトリアとの試合に、ロイスは勝利したことに喜びガッツポーズを取った。


 みていたシラタマも、真似している。



「あーあ、結局ロイスが勝ったのかよ」

「ビクトリアさんの方が勝ちそうだったしなぁ」

「アレでぴんぴんしているからすごいけど、むしろ迷惑だよ」

「小さな子に全力だなんて、世間体で考えると悪いよねぇ」


「お前ら全員ひどくないか!?」


 周囲の観客と化していた生徒たちからは、非難ばかりで、ほとんどがビクトリアの方を応援していたようであった。


 21歳だけど、見た目が麗しいエルフの幼女。

 

 何処にでもいそうな感じだけど、なかなか死ににく、よく台所の冷蔵庫の裏とかに居そうな虫以上の生命力を持った男。


 どっちの方につくかは明確であった。構図と世間体的に・・・・・。一応紳士(ロリコン)な人も混じっていたようであるが。



「はぁっ、うちが負けたのは別にいいんだが・・・・ロイスとやら、お前は本当に何者だといいたいぞ?」

「ええ?」


 降参はしたが、納得していない顔をしながらビクトリアはそう言った。



「大体、あの衝撃波をぶっ飛ばす技も本当なら全身の筋肉が悲鳴を上げるような物なのに、平然とお前は使い、うちの突き上げにも痛みで気絶せずにぴんぴんし、挙句の果てには大剣を回転しながらぶん回して飛ぶとか・・・・もはや人間離れをしているような芸当ばかりではないか」


 ・・・ロイスが対戦中に使った技はどれも人間離れしないと平然と使用できないような物が多かったようで、その異常な耐久性にビクトリアは驚いていたのであった。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「と言うわけで、ロイスさんは今日から1週間ほど精密検査を受けることになったのでしばらくここに来ません」

「「「「「・・・・へー」」」」



 翌日、ロイスが1週間ほど精密検査に出されたのをジャックたちは知った。


 どうやら、学園長も気になったようで、この機会にいっそのことどういう状態なのか徹底的に調べてもらったほうが良いのではと言うことでロイスに話して(強制的)、精密検査を受けさせに行かせたらしい。


「まあ、どんな結果が出ようとも驚かないよな」

「ええ、ロイスはロイスですし」

「あの野郎いい気味よ。いつも人の事を胸の事で検査したらとか言ったりするし、この際徹底的に人体実験でもされたらいいわ」


 リンがあははと笑いながら言ったが、それはシャレにはならないだろうと全員思ったのであった。



 同時刻、学園中を清掃しているビクトリアの姿があったとか・・・・

精密検査に出されたロイス。

彼の身体がどうなっているのか、もう人間ではないのかと言う疑いを調べるために、徹底的に調べ上げられるようであった。

なぜ、そのような生命力を持つ体になったのかの原因は見えているのだが、どう変化したまではわからない。

次回に続く!!


・・・・結果はわかっているだろうけどね。この際、閑話で身体計測とか出してみようかな。全員の身長やスリーサイ・・・・・いや、そこだけはやめておこう。作者がメイスを持った人に殺されそうだからね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ