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17話

9/3 22時のこの時点では今日はサーバ大丈夫そうである。

あの通信障害のせいで、投稿しようとしたら消えていったのが・・・・・

(´;ω;`)

「聖剣と魔剣・・・・?」


 その言葉をジャックは信じられなかった。


「そうです」

「そうなのじゃ!!お主はわらわ達の主人マスターに選んだから誇りに思うのじゃ!」


 誇らしげな顔をする少女二人。


 というか、胸を張らないでください。2人とも布団とシーツを羽織っただけなので、胸がこぼれかけていますよ。


 この時、ジャックの頭の中で「・・・・リンよりは大きいよな」と思ったが、口が裂けても本人の目の前で言うのはやめようと誓ったのであった。


 とりあえず、いったん落ち着く。


「聖剣と魔剣ってあの勇者と魔王が使っていた武器だろ?なんで両方とも俺の方に来るんだよ?というか、聖剣と魔剣が人の姿になるって聞いたこともないんだけど」

「記録として伝わっているわよ?ただ、その人の姿になったというのは勇者と魔王の前でしかなかったらしく、今でも世界の宝として扱われている二人の日記には書かれているわ。ただ、どちらも閲覧が難しいものだから、一部の人しか知らない事実だけど」


 ジャックの質問の一つに、学園長が答えた。


「閲覧が難しいものを知っているということは、学園長もその一部の人とやらですよね・・・・」


 ジャックは少し冷や汗をかく。そういう物を見れているってことは、学園長の地位がどれだけなのか考えるのが怖ろしくなったのである。


 学園長が未婚の理由に、隠れた地位が高すぎるというものもあった。



「それよりもですよ、なぜ私たちがあなたをマスターに選んだかと言いますとね」

「互いのマスターの魂が混ざっているからじゃ」


 混ざっている?


 その発言にジャックは疑問を抱いた。


「私のマスターである勇者様」

「妾のマスターである魔王様」

「「その両方の魂が混ざっているのです(じゃ)!」」


 そもそも適正者の武器とは、その魂に合った武器を水晶が呼び寄せて顕現させる。その顕現された武器はその人の魂と深く結びつき、一生の相棒としてずっと出現し続けるものである。


 そして、持ち主が命を終えたときにその武器は消滅し、また同じような魂の持ち主のもとに顕現するというものだ。



「要はその二人分の魂が混ざって俺になっているわけで、そのため2人とも俺のところに」

「顕現したのですよ」

「長い年月をかけてな」


 ・・・・よりによって聖剣と魔剣か。これまた確実にめんどくさい種になりそうなものだ・・・。


「ん?聖剣・魔剣って言っていたけど、そういえば正式名称はなんだ?」


 これまで話とかでよく聞いてきたけど、深く考えたことがなかったな。どう呼べばいいかわからないし。


「「・・・・・」」


 二人ともその質問をされたとたん、何やら困った顔で固まった。


「ジャック君、武器の名称についての授業聞いていた?」


 学園長がどこか呆れた声で言ってきた。


 えっと・・・


「『適正者の武器の名称は、その適正者本人が名付けるもので決まった名称をもたな・・・・・」


 そこで気が付いた。この2人、今名前がないんだと。


「勇者様がつけてくれた名前はあったんですけど、忘れました」

「魔王様がつけてくれた名はあったのじゃが、今は名無しじゃ」


 おい、聖剣の方がひどくないか?忘れたって・・・。


「ジャック君が名付ければいいでしょ?」

「そんな簡単に言わないでくださいよ!」


 俺が死ぬまでつく名前ってことになるからものすごく重いんですけど⁉︎


 下手に変な名前つけないようにこれまでつけてなかったんだよ‼︎


 ロイスの場合、確か俺が止めなければ大剣に物凄く後で恥ずかしくなるような名前を付けようとしていたからな。一応その名前を止めさせてなんにしたんだっけな・・・とにかくまだましな名前にしたんだっけ・


「名前、名前・・・・」


 聖剣・魔剣の名前ね・・・・この2人の勇者と魔王が付けた名前を流用ができれば楽だったんだけど・・・・。


(記録とかないんですかね?)

(あることはあるけど、聞くなら私の訓練をこれから毎日受けてもらうわよ?聖剣・魔剣持ちならそれなりの実力が求められそうだし)


 それは死ぬほど嫌だ。


 そもそも今日のやつで十分味わっている。モンスターとかと戦う前に殺されそうだ。シャレにならん。


 聖剣・魔剣の子に合った名前・・・・・・。





都合上、やや中途半端。

聖剣は候補はあるけど、魔剣が現時点で悩み中。

明日投稿するまでには決められるといいのだが・・・・。

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