表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖剣と魔剣に選ばれてしまった俺はどうしたらいいのだろうか?  作者: 志位斗 茂家波
帰還・そして対魔勇団を壊滅させたいで章
152/344

138話

どっちかというと閑話に近い

本日2話目です

「・・・こんなものかな」

「マスター、何で戸締りを厳重にしているんですか?」

「いや、学園長の言葉になんか不安を感じたからね・・・」

「夜這いされるとか?」

「・・・・ありえそうで怖いな」


 念のために、ジャックは窓の方もしっかりと鍵をかけて対策をしておくのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

SIDEアンド=レアス


「ふふふ・・・まあ、そう警戒されるわよね」


 魔法によって、今アンド学園長はジャックの部屋の様子を見ていた。


 まあ、もともとこの学園の学園長なのでどの部屋も開錠可能なマスターキーを持っているし、いくら警戒されようとも無駄であるのだが。


 ただ、自分から行くのではなく、相手から求める感じでないとなんとなく嫌なのでそんなこともする気にはなっていなかったのだが。



「にしても、メゾンの行方を私の魔法でもわからないなんて・・・・」


 とりあえず、今は休憩としてその様子を楽しんでいたのだが、今自分がしていた作業に戻った。


 学園長の様々な豊富な魔法の中には、いくつか特定の相手を探すのに向いているものが多い。


 だが、現在そのすべてを使用しているにもかかわらず、依然としてメゾンの行方がつかめないのであった。



「・・・すでに国外へ逃げた可能性もあるわね」


 学園長の魔法の探知範囲は最大まで引き上げると感度は悪くなるのだが、今いるこの大陸中は探知可能である。ジャックたちがいる場所を探し出せたのもその魔法のおかげである。まあ、ロイスの場合は適当にやってみたら見つけただけなんて言うことを口が裂けても言うつもりはなかったのだが。


 だが、微細な反応すらないということはすでにかなり遠く・・・・こことは違う大陸などにすでに行ってしまった可能性が高かった。



「となると、当分は目立った活動はしなさそうね・・・。協力者であろう権力者たちもすでにこの大陸から排除したはずだし」


 対魔勇団に協力していた権力者たちはすでにいろいろされて(、、、、、、、)いなくなっている。


 ならば、また来るとしてもかなり先になるだろうという予測が付いた。



「あら・・・すでに熟睡しているわね」


 ふと、またジャックの部屋の様子を魔法で覗いてみると、すでに熟睡していた。


 先ほど見たときから数分ほどしかたっていないというのに、物凄い寝つきの良さである。


 ついでに、カレンやヨナたちも見て見ると、彼女達もぐっすり寝ているようであった。


「ふふふ・・・みんなよっぽど疲れたのね・・・」


 その様子を見ると、どことなく我が子のようにほほえましく思える学園長。子供はいないけど。


 

「~~~~~『くつろぎの眠り(リラックススリープ)』」


 皆の様子を見た後、学園長は学園の寮全体に優しく魔法をかけた。


 この魔法は、その人の疲れがすべて取れてすっきり目覚めを迎えられるようになっている魔法だ。


 心地よい眠りへといざなうので、起きたら夕方なんてこともあるけど・・・・・。


「明日は休みにしているからね」


 意味深に「ゆっくり」といった意味は、この魔法を学園中にかけることを意味していたのであった。


「・・・あ、でもなかなかいい寝顔よね」


 ジャックの寝ている様子を見ると、つい本当に手を出したくなったので自身にも魔法をかけて抑制するアンド学園長であった・・・・。



 なお、シロとクロは魔法発動時にその魔法を感知したが、敵意はないようだし寝ることに専念したのであった。

穏やかな眠りによって熟睡するジャックたち・・・

対魔勇団との戦いは終わりを迎えたが、まだまだ騒動は終わる気配を見せない。

さあ!!いよいよ2年生になるぞ!!

次回に続く!!


・・・・まだまだ続きますよ。いや本当、ジャックたちここまで来てやっと2年生になるんだよね。

閑話を挟んで新章へGO!!

ついでに宣伝。最近新たに「ドラゴンですけどマイペース」という作品も連載し始めました。「魔物使いは自由に生きたい」の作品と合わせると3作品連載中ですので、気になったらどうぞ、こちらの作品もお読みください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ