122話
学園帰還!!そして新章開始。
なお、今回は短め
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!戦闘で治り切っていないから風が痛いーーーー!!」
「前より良く飛んでますわぁぁl!!」
「野を超え山を越え!」
「行先は学園!!」
「ひゃはぁぁぁぁぁぁぁぁあっつ!!これやっぱなんかそう快感があるぜよぉぉぉぉぉ!!」
「またミツそんなにテンションが上がっているのですのぉぉぉぉん!」
現在、朝日が昇り始めたころ・・・ジャックたちは再び学園長の魔法によって大空を飛ばされていた。
以前のものに比べると、飛行速度・・・というより発射されて飛ばされている速度が明らかに上がっているようである。
こういった魔法を上達させるにはそれなりに何度も繰り返し使用する必要性があるのだが・・・・どう考えても犠牲者が出ていたような気がしてならない一同であった。
実験台がいるのはすでに確定済み。ただ、今はロイスがいないから・・・・学園の生徒の誰かが犠牲となったのであろう。
ある意味恐ろしい話であった。
「というか、以前は地面に激突していたけど・・・」
「今回ばかりは完全な命の危機ですわ!!」
前は、まだ柔らかい地面に激突したから命があったようなものである。
だが、この行先は確実に学園である。
学園は校庭とかはまだ地面がむき出しなのだが・・・・寮とか校舎は・・・・
「窓ガラスをぶち割ったりすることになるわよね!?」
「命の危機!!」
さすがに学園長でも、そこまで計算をしてはいない・・・・・だろう。
と、見る見るうちに久しぶりのエーランド学園の校舎が見えてきた。
「この軌道だと・・・校庭か」
チュドォォォォォォォォォォォォォォォォン!!
そのまま、ジャックたちは校庭に激突するのであった。激突と同時の爆発の仕掛けは学園長の悪ふざけだろう。
・・・学園の校庭なら、確か怪我しても校庭から出れば元通りだったよね。
校庭から出て、学園長室へとジャックたちは向かい、入室した。
久しぶりに入ったが・・・校舎がやや大きくなっている以外はあまり変化がないようである。
あと、今日は休日だったためかほとんどの生徒を見なかった。
「・・・・というわけで、ジャック=ラルゼとその他数名帰還しました」
「ふふふ、久しぶりの空の旅どうだったかしら?」
「「「「「最悪ですよ!!」」」」
「拙者はもう一度ぜよな。なかなか面白かったぜよ」
学園長室で全員帰還の報告をしたが、今この時飛ばされていた(約1名を覗く)全員の心と叫びが一致した。
なお、捕らえていたジャックを殺そうとしていた対魔勇団の二名は、厳重に縛った後に武器を取り上げて、どこかへ連行されていった。
学園著に再会したジャックたち。
久々の学園への帰還だが、学園長から様々なことが告げられる。
ついでに、学園長自身も何かたくらんでいるようで・・・
次回に続く!!
・・・そろそろ学園長も加えるべきか?いや、それとも別の誰か・・・




