連行?えらい事になった
上級貴族らしき人に
身柄を確保されて馬車に乗る、積まれてる?急いで運ばれている
なんか見覚えのある大きな建物
城!王城!
まだ酔いの口だったからか上級貴族は
ブツブツ言っている・・・
自分の存在が迷惑をかけているのが分かるが何故かかは分からない
応接室らしき場所に案内されるも
上級貴族はブツブツをやめないし
落ち着かない
城に案内?連行されて何も言われないのは凄い不安になる。
執事らしき人が
「準備できたのでご案内します」
と扉を開けた
上級貴族らしき人に続いて歩くと
一室に通され
上級貴族が跪ずき
「ご報告いたします、魔力持ちの方をお連れしました」
と誰かに伝えた?!
その人は上級貴族に
「大義であった!
ここからは我が引き継ぐ」といい
「退がれ」と言った
上級貴族はその人になにか物欲しげに視線を送っている
その人は「事が真実ならば追って褒美を取らす」といい退室を促した
僕は置いてけぼりをくらい
その人の言葉を待った
「貴殿は本当に魔力を保有しているのか?」
上級貴族には魔力持ちと言われたが実感が無い
返事は「なんの事なんでしょう?」と言ってみたが彼の目力よ!!
端から疑っている様で怖い
事情説明を求められて目上の人に対する言葉使いを選んで話した
【気持ちを込めて歌っただけ】だ
と、なれば歌えとなるわけで
お茶会で歌った歌を気持ちを込めて歌ったら
やっぱり光ってるのさ、僕!!!
何故??例の疑惑の魔力??
その人は間違いないと頷き役職を伝えてきた
「我はこの国の宰相で軍事にも明るい」と
「貴殿の歌には魔力が確かに含まれておる、聴く者や自然に働きかけて現象を引き起こせる」
はぁ、そうですか・・・
なんじゃそりゃと思っていると
「明日に国王陛下にお目通り願う」
と宰相閣下は伝えてきたが
僕の気持ちは
急転直下過ぎるーーーだ!!!