第38匹 人はどうしてエタるのか(哲学)
1ヶ月も育休取ってしまいました。
いやぁ、この育休の間で健やかに育ちましたよ。
見てくださいこの立派な分かれ目。
え?
何?って、かいわれ大根が立派に育ちまし……。
ちょっ、その包丁を下ろして下さいよΣ(ㅎωㅎ;)
えっ……ちょっ、待っ、待って……!
あぁっ、わっ……だぁぁぁ!
…………。
……。
遺言
38話始まります。許して下さい。 山田響斗
追伸
カイワレは責任もって、各自食べといてください。
三菜サイド。
お姉ちゃん達と歩き初めてから数分。
マフさんの研究室の大きな扉の前まで来て立ち止まった。
ちなみにフタ姉は、体力がほぼ無いに等しいからミツの中にいるけど……。
「ミツは知らないと思うけど、もう1人妹ができたの。」
「え?」
全然知らなかったし、ヒト姉に唐突に振られた話題に「えっ?」が溢れ出す。
文字通り、人伝いにアルカー王国まで行ったし、ナギと会うまで人型に戻ることも無かったから何も知らないままだった。
『でも、あの子は……。』
心の中で話している間にヒト姉は扉を開けた。
そこに居たのは眼鏡をかけているマフさんと、幹細胞培養液に浸された……。
『あの子はもう……人間じゃない』
「あら……もう終わったの?」
こちらを向かずに資料に目を通し、そう言った。
ヒト姉は大きく深呼吸して口を開いた。
「分隔・空気」
「ヒト姉!?」
マフさんはその瞬間、肩をビクッと震わせた。
「や、やり過……。」
やり過ぎ、って言いたかったけど、マフさんはすぐまた書類を確認し始めた。
酸素が無い状態になったはず……。
その時、横でヒト姉が倒れたのが見えた。
「ヒ……大丈夫!?」
苦しそうに踠く姿は、何かに縋るように見えた。
なんで……。
「肺にも筋肉があるのよ。呼吸をする為の筋肉が……。」
マフさんの能力は確か、"筋肉痙攣"……。
筋肉を強制的に痙攣させる能力。
足がつるみたいな感じ。
「ヒト姉を……、お姉ちゃんを殺さないで!」
目から出た涙が頬を伝って落ちていく。
悪いのは勝手に勢いづいた自分なのに……。
「人の事を殺そうとしたのに、そっちは殺すなって?」
マフさんはメガネを外しながら言い放つ。
「そんなに都合良く出来てないでしょ世界は。」
涙は……淚は止まらなかった。
「ひゃっほ〜!」
ドゴォンと大きな音を立てて壁が壊れた。
そして聞こえた声は……。
「ナギ?」
「おっ、ミツナ〜、順調?」
─────────────────
少し前の凪サイド。
「え……。」
まだオセロしてるな……。
でも、次はしっかり動いてる。
あのおばさんが解放するとか考えられないし……、ミツナ達が倒したってことかな?
行って2秒くらいで。
とりあえず今は、シャルさんとロアさんのところに行かないと。
「投稿を1ヶ月も休んだ(エタった)作者の代わりに頑張ろう。」
しかし、作者からの反応はない。
というか息もして無い、ただの作者のようだ。
「はぁ……やっと着いた。」
とは言ったものの、1分かかってない。
鮪騎士スタイルでここまで筋肥大ダッシュをして来たから疲れただけ。
ちなみにマイだけ連れてきた。
さすがに2人は抱っこ出来ないし仕方ない。
いや、別に体重とかそんな問題じゃないけど。
……え、信じてくれるよね?みんな……?
「2人とも無事だったんだ……。良がった。」
ロアさんは嬉しそうに右手で感情を伝えようとしてる。
しかし、その逆……左手で胸ぐらを掴まれた男はパンツを被ったまま。
それでも顔が腫れ上がってるのは分かる。
「ロアさん……それ。」
「あぁ、この生ゴミ?」
な、生ゴミ……。
そんなのさすがに人間として酷くないか?
「な、生ゴミって言い過……。シャルさん?その左手に持たれている物は?」
「あぁ、この有機系廃棄物?」
有機系廃棄物とは?
というか、もうこの人達の事が怖い。
おじさんだってバレたら首が飛びそうだ。
お、お前ら人間じゃねぇ。感が凄い。
作者=屍?
そんなわけないだろ。
だって、壁すり抜けられるだけだぜ?
もう刺されたところも痛くないし、元気だよ?
だから……さ。
俺の屍を越えてゆけ。じゃあな。
追伸
カイワレ食べた?




