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チート能力は【マグロとの同化】な異世界新参〜力極振り娘のんびり無双〜  作者: 山田響斗
──龍連の呼女/三人の召喚姫 編──
36/39

第36匹 肺パラライズ

天才少女 凪 の四肢が全て筋繊維に包まれる。

その筋肉で、動けない体を無理矢理動かす。

ただ、全然暴走しなかったんだけど……。

こういうのって力が暴走したりするんじゃないの?

そして話をまたいだのでもう一度。

奇異(オート)()変化(フォームチェンジ)マグロ娘。」

もうチート能力って、タイトルにも出しちゃったし……

無理矢理にでもチートっぽくしないと"詐欺"とか言われると困る。

鮪騎士トンニカラナイトスタイル

オッドアイとか言う初期設定も忘れかけた頃に思い出した。

明らかに少女の見た目をしてないけど、一応少女でいいだろう。

まあ、作者がふざけて能力を"マグロ"にしてしまったのが悪いし、なんなら他の能力もふざけたのもダメだ。

展開させづらいし……。

こうなるとただの人型の筋肉……の様な何か。



「ミツ!」

透き通ってどこか赤みがかった茶髪のヒトナが叫ぶ。

瞬間移動を駆使して2人は襲いかかってくる。

その全てを躱し続ける異体(いたい)娘に向けて……。

「ハァ……ハァ……。」

どこか悲しげな目で戦い続けるヒトナは肩で息をしている。

『そんな……いいの?』

『ん?分かった。ちゃんと倒すから。』

何かよくわからんけど、やっぱり心に急に話しかけられると中々びっくりするな。

せめてヘマして異世カマだとバレなきゃいいけど。


(つらなり)不連(つらならず)

なんだその連なってるのか連なってないのか分からない技名は……。

「ミツッ……!!」

さっきから名前呼びすぎじゃない?そういうプレイなの?

あと、今度から俺も"ミツ"って言おう。

と言うか、フタナちゃんがいないぞ?

それにババアもいなくなっている。

「なんで……なんでミツは3番目なの……?」

そう言うヒトナの髪は、赤みが少しづつ増してる気がする。

そして、蒸気を上げながら歩き出す。

分隔(わけへだち) 空気(イルマ)


「……?……!」

息が……出来ない。

周りに空気が無くなったからか、声も出ずに動きも緩慢になった。

これはまずいぞ。

即死系チートじゃねぇか。

酸素が供給されなくなって作り出した筋肉に力が入らない。

「あなたの周りに空気はもう存在しない。だから……」

ヒトナは俯いたまま、歯を食いしばって言った。

「その娘殺されたくなかったら出てきて……。」

『お姉ちゃん……。』

お姉さん滅茶苦茶悪いヤツだと思ってた自分がアホだった。

何かこんなハートフル企画になるとは思っても無かったし、お姉さん達も優し……。

「……!……。」

やばい、本格的に空気が……。

そういや、近くの空間の空気を無くしたって言ってたし、この空間から出ればいんじゃね?


'サイズ可変'

下に散乱している下着を急速に巨大化させて、その下着に運搬されるようにして真空パックから抜け出した。

天井が高めだったのがちょっとした救いだった。

「はぁ……」

空気がこんなに恋しくなる事ってあるんだな。

もう二度とこんな経験はしたく……。

ん?これってフラグ?


分隔(わけへだち)……」

「デジャブかよぉ!」

もう悲しい顔も見たくない、これからは本気の筋肉……本筋(ほんきん)で行かせてもらう。

「筋肉膨張!」

筋肉が文字通り膨張し、その筋肉バネの推進力で高速移動できるんじゃね?的な案を試す!

「うぇあ!?」

思ったより早くてちょっと引いた。

日常系アニメがBADENDだった時ぐらい引いた。

ても、その推進は20m位離れてたヒトナに一瞬で届くほどだった。

そしてその勢いのまま繰り出す懐かしのあの技。

1度だけ、しかも序盤使ってないけど、あの強敵もワンパンだったこの技。

序盤は色々あったな〜。一撃で砂球(サンドエレメント)を倒したりしたな。

懐かしみながら撃たせて貰う。

「ヒトナ〜。ハグッ。」

そう"熱烈なハグ"。

かつて、ロアさん(強敵)の意識を一撃で沈めたことで有名なこの技。

多分、どの能力よりも強いと思う。まあ、ロアさん専用キラーだけど……。

また今度ババア書きます。

仕事が忙しくなって、さらに睡眠時間減ったんで、もう睡眠不足。

因みに作者は透視できる能力が1番欲しい。

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