第27匹 パーティー結成
新しい朝。
一応知ってる天井を見上げる。
なんか神様とかと会った気がしたけど、夢かな?
「起きるの早いねナギ。」
「リコさんの方が早いじゃん」
美少女 凪は、催眠療法で昨日結構寝てたからな。
「私は、兵士長だからな。」
「成程……。」
どこか、懐かしい感じがする。
和服とか似合いそうだし。
「リコさんって……。いや、何でもないです。」
「ん?」
まぁ、聞いたところでだしな。
これは、答えてくれるか分からないし。
「ニャス!」
「ミツナか、てか人間に戻らないの?」
「フミャス、ミャス、ミャミャス」
「なんだ、そういう事か。」
MP的なシステムだったんだな。
使いすぎたから、変化出来ないんだ。
「フミャス、フミャー、ニャ」
成程、いつもは能力強化で、変化→創造にクラスアップしてるのか。
使い勝手いいのな。
「だからフミャー、だってニャスから」
俺も気を付けろって?
心配し過ぎだろ、ってか……。
「喋れんのかい。」
「いや〜、喋れニャせんけど。」
「何なら"ニャ"の方がおまけじゃん。」
「みんな、早いね〜。」
声は小さくしてた気だったけどうるさかったかな?
「ごめん。起こした?」
「いや、何か見られてる気がして……。」
「そりゃそうだよ……だって。」
リコさんは指さす。
大きく、本格的なカメラを。
そして、カメラマンスタイルで寝ているロアさんを。
「すぅ、すぅ。」
「一体、何してんだ。」
「でも、可愛いだろ。ロアは。」
まじかよ、リコさん!
結構、ヤバスが極まってんぞ!
「朝から、騒がしいわね。」
「シャルさん。」
この人って、名前知ってたように生前の事知ってたりするのかな。
とすると、それ知ってて俺の体葬ったって事?
流石にそれは無いだろうけど。
そうなるとどうやって名前を……。
考えても仕方ないか。
「なにか飲む?」
「私はコーヒー。」
「じゃ〜、ココア!」
「凪は?」
「ミルクティー。」
王室乳茶は、生前から好きなんだよなぁ。
数分後にはもう、三人の前にドリンクが並んでいた。
ちなみに、猫型ミツナにはミルクが。
「旨し!」
「落ち着くな……。」
「美味しい。」
クオリティ高いな。完全に店じゃん。
スティックとは、全然違う。
「粗末でごめんね。契約破棄したから、付き人とか居なくて。」
「何年前の話をしてるんだ、シャル。」
旧知とは分かるけど、一体どんな関係なんだろ。
ウリウリだけじゃないだろうし。
「今日は城に乗り込むの?」
昨晩話したことは、きっちり覚えてたシャルさん。
「別に心配なわけじゃないけど。」
ツンデレも姉キャラも兼ね備えるケモ耳さんは、渋滞したキャラがゴチャらないか心配だけどな。
「行くなら、私も行くよ。」
「いいのか、シャル……。」
「うん。踏ん切りってやつをつけに行くだけ。」
「そうか。」
テッテレー、シャデラがパーティーに加わった。
ニックネームをつけますか?
▶はい いいえ
ニックネームは"シャル"でいいですか
▶はい いいえ
"シャデラ"を"シャル"と名付けた。
今日は2話更新します。
精神と時の部屋は意外と空気が澄んでて居心地よかったので捗りました。




