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チート能力は【マグロとの同化】な異世界新参〜力極振り娘のんびり無双〜  作者: 山田響斗
──龍連の呼女/三人の召喚姫 編──
23/39

第23匹 凪とおっさん

<離反核の説明>

あの時、ロアは一回目に自分の拳に

『離反核』という、エネルギーの塊を出現させ、

そして2回目に敵の体(殴った所)にしゅつげんさせました。

離反核は磁石の同じ極同士のように強い力で反発します。

「ここかぁ。」

「意外と綺麗……。」

ここは、近代都市イルキース。

前、城を襲った奴が言ってた国。

この国の王様とやらが現国王(あのアホ)を捕まえようとしたらしいけど、こんな綺麗な街なら長居したい。

─それもこれも、昨日の朝から始まった。


────────────────────

アルカー城襲撃から、3日。

「私達が行くんですか?」

「そうだよ、マイちゃん。」

最近友達ができたとか言ってたマイにロアさんが言う。


でも、そんなことより気になる事がある。

「ところで……。」

ビクッとして、リコさんは肩にかかった髪を揺らした。

「なんで、水着?」

しかも、スク水。

てか、ロアさんも着てたな。

流行ってんの?着てみようかな。


「それは……色々あって。」

2階東側の寮は男子禁制。

その最奥にリコさんの部屋はある。

その部屋の横は従業員浴場があって、いつも通り全裸で浴場から部屋に帰るとクローゼットの中には……。

「これしか無かったから。」

「だからスク水(それ)を?」

「そうそう。」

他の人に借りれば良いのに。

「ん……。もしかして楽しんでない?」

「そっ、そ、そ、そんな!?」

『そ』でリズムを奏で始めたリコさんだった。

可愛……。


「で、結局。イルキースで何を?」

ゴリゴリ、ロアさんの方をみて話してたのにリコさんが答える。

「王様をガツンとやっちゃおう!って感じかな。」

「スローガン結構ラフですね。」

王様もこんなのに、やられたくない。


「そういえば、シアに会いに……。」

「ダメ。」

ロアさんは、送信する前に返信してきた。

既読とかのレベルじゃねぇ。

「絶対ダメ。」

……ダメか。結構話したい事あるのに。

そもそも【培いのキス】ってなんだよ。

─────────────────────

「お腹すいたなぁ。」

「いつもでしょ。」

そういや、そんな能力あったな。

そもそも、お腹すいてるのは結構辛いな。

寝る時とかはどうしてるんだろう。


「どっか、お店とか無いかな?」

「あんまり目立っちゃダメだから。」

「は〜い。」

ロアさんの注意を聞き流して走っていった。

と思ったら、秒で帰ってきた。

「なんか、ガヤガヤしてるよ。あっち」

祭りか?実はお腹すいてたりする凪だった。

「お祭りかな?ナギちゃん。」

思考回路が同じだった。

若干恥ずかしいとも言える。


『ガヤガヤ』の中心にあったのは、たこ焼きでもりんご飴でも無く。

「誰このおじさん。ナギちゃん知ってる?」

「あ、あ……。知ら……ない。」

いや、知らないわけないけど。

だって、これ……。


俺やんけ!

リコたんの性癖は気にしない方向で……。

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