第11匹 つらなリズム[光と針]
「ここですか。」
「早くあげてください。ナギちゃん!」
「なんでそんな遠いの?」
10m先のマイに言う。
「だって戦いに向いてないし。」
「そうなの?」
聞いてみると確かに、
【イカ墨】【いつでも手鏡】【常時空腹】が、
能力らしいし。
しかし、このイベントは恐らく能力覚醒イベ。
マイも強くなれるはず。
ちなみにミツナは
【猫との同化】【能力拡張】【他人との同化】
らしい。納得の内容である。他人任せだな。
「開けますよ。」
「えぇ!?」
どっちだよ。開けろとか、開けるなとか。
とりあえず開けるか。
「だ、誰ザコ?入ってくるなザコよ」
「そ、そうでゲス。」
いや、こんな明らかな雑魚描写はなかなか……
お?あの大男はボスじゃね。
「ゼハハハ!!」
ほら、黒い髭とか強そう。
ザコさんは大男に向かって言う。
「弟よ!やってやるザコ。」
まさかの事実。心無しか強そうではなく見えてきた。
「やってやるザコォォォ。ゼハハ!」
ザコが1人増えた。
「ナギ〜行くよ〜。」
「いや、マイについてよ。」
「わかったよ〜。同化舞&ロイド」
「ジャーン。マイCS!可愛い?」
「あ、うん。」
そこそこ可愛い。ぜひ色々な人がCSになって欲しい。
「早速行くよ!」
強気になった機械音声が叫ぶ。
「出現・手鏡」
「ザ、ザコォォォ!!」
大きな手鏡出現し大きい雑魚を押しつぶす。
恐らく、ミツナの【能力拡張】だろう。
とはいえ、あと2人雑魚はいるので、驚いているところを、
「変化。からの〜、ツナパ〜ンチ!」
こんな時でも的確にミツナロイドはちゃんとしている。
しっかり2人をワンパンし、完全体ナギになる。
「よっしゃー。次の部屋ぁ!」
この時は忘れていた。婆の恐怖を。
ドアを勢いよく開けると、そこには……
5mぐらいの龍人と18歳ぐらいの女の子がいた。
「遅いよ。ミツナぁ。」
「主ら、まだ降伏は間に合うぞ。」
フードを深く被った女の子と、竜人が言う。
「その顔に傷などつけたくないだろう。」
キャラたってんなぁ。さっきとは全然違うぜ。
「残念だが、降伏なんて……」
「ま〜けましたぁぁ。」
「えぇっ!?マイぃ!?」
こいつ、早いな。いいけどさ。
「ミツナ!」
「は〜い。同化凪&ロイド」
「ナギCS。」
「んん?猫か……美味そうだ」
「そうだね。可愛いし。」
食われるのは嫌だな。なるべく頑張ろう。
あれ?マイがいない。こんな時に!
「ごちゃごちゃ、うるさいよ!猫技CP」
バシィ。と、竜人が片手で止める。
「ひ弱だな。脂肪が多そうで何よりだ」
「食べんな、よっ。部分変化カジキ」
よしっ、成功って……イメージが強すぎて尖ってる部分だけじゃなくて、顔まで出てる。
「カジキ?こいつは謎だな。」
カジキの針?を避けて竜人は手を離す。
「じゃ、私やるよ。奇術"不連針"」
そう言うと、女の子の手から針が大量に飛んできた。
その針がカジキに当たった瞬間、カジキは弾くように手から分解された。
「強そうで何より。」
「次は私か、奇術"連光軸"」
次は、竜人の近くの空間から光のビームみたいなのが出た。
やばい。避けれない!
「出現・手鏡」
大きな手鏡が光を反射した。
「マイ!?」
「へへへ〜」
次から、ちゃんとここ埋めます。多分。




