第10匹 ナギ&ロイド vol,3 &ロイド編終了
案の定メイド服に着替えた。
ロアさんはしっかり気絶している。
というかこれ以上の何かをしそうなので、熱烈なハグで沈めた。
「ハイハイ、そこのアホども研修行くよ。」
実はこれから、数日間。ここで働くことになった。王の意向らしい。
「汚い言葉遣い、そしてその立ち振る舞い。」
婆さんは言う。
「直す必要がありますね。」
そんなこんなで、個人研修になった。
その時はこの後、地獄が待っていることは知らなかった。
──それから、5時間後。
「あら、皆さんなんだか久々ですね。」
「ナギ、キモ〜」
「ふふ。あなたも研修早くあるといいですね。」
食べ方の話から、人との関わり方、そしてお風呂やら、様々なことまで。
そして婆さんは言った。
「いつでも、私はあなたの事知っています。」
間違うことは許されないのかもしれない。
とてつもない地獄が終わり、このお婆さんに
怯える生活が始まった。
「さぁ、行きましょうか。」
「そうだね。」
そう言って、2人を連れて部屋に帰ることになった。
部屋に帰って数十分。
話題はお風呂のことになった。
ただ、ここでもお嬢様風の言葉遣いだ。
実はこの世界に来て初めてのお風呂である。
「お風呂の準備。出来ましたよ。」
「やった!」
「うわぁ〜。ひろぉい。」
マイは、相変わらずマイペースだなぁ。
幼児的な喋り方は、おじさん心をくすぐる。
にしても、2人ともデカイな、何がとは言わないけど。
マイは……D!?何がとはいわないけど。
ミツナに関してはE!?
それに関して俺は……A。
何がとは言わない……言えないけど。
さぁ、早速お風呂に……
「きゃぁぁ!!」
「え?」
ここの2人ではない誰かの叫び声。
このタイミングで……。
仕方ないとりあえず行くか。
もちろんちゃんと【下着限定裁縫能力Ⅳ】
とかいう最強チート能力を使った。
因みにほぼ服みたいなタイプのやつ。
おじさん時代はこういうの知らなかったけど、
リーリヤで、色々学んだからこその知識だ。
みんな、信じてくれるよね。お願い。
「どうしたんですか?」
「そ、それが」
どうやら、白装束の集団が窓を割って入ってきて、王の間へと向かったらしい。
王の間までの道には、2つの部屋がある。
恐らくその二部屋に敵がいるだろうけど。
急がないと……。金の亡者の夢が……。
「行きましょう。」
「そうだね〜。ナギ〜。」
「行こう!ナギちゃん!」
こうして、戦いは始まった。
次回からは新しい章が始まる……はず。
あと10話ぐらいしたらOHS更新します。




