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夏は夜

 恋をして、勇気を出せずに時は流れて。私の気持ちは上昇し、気温が上がり夏がやって来た。白紙のままのラブレター、いつまでこのままなんだろう。進展は全く無し、そんな感じであった。


「道長様を狙っているの?」


 教室でそんな事を問い掛けられた。驚いて声のした方を見ると、そこには不機嫌顔の清少納言さん。果たしてどこからそんな情報を仕入れて来たのであろう。

 狙っているという表現は間違っている。しかし私は、確かに藤原道長様に恋をしていた。願わくば想いを伝えたい、そう思っていた。決して、狙っているとかそのような事は無いけどね。


「はっきりしなさいよ。答えて! 別に、好きになっちゃいけないとか言わないわ」


 どう答えようか私が迷っていると、清少納言さんは不機嫌顔ながらもそう言ってくれた。壊滅的な性格ブスだとか、そういう訳では無いという事か。

 どんな思惑が有るのだろう。私にその様な事を聞いて、何が起こると言うのだろう。清少納言さんが考えている事を、私は推測する事も出来ないしする気も無かった。

 だから、正直に答えた。


「はい」と。

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