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うち光りて

 学校だと会話し辛いので、放課後清少納言さんの家にお邪魔させて戴いた。私の家とは比べ物にならない程豪華な家で、間違えて我が家に招いたりしなくて良かったと心から感じた。あの自信はこの家で育って来たからなのだろうか。


「まず、彼と会話を出来るくらい仲良くならないと。そうしないと、情報を入手するのが難しいでしょ? それに、教えていない事を知ってたらストーカーみたいで怖いって思われちゃう」


 彼女の言う通りである。突然知りもしない人からのラブレター、戸惑うだけであろう。こちらは勿論彼の事を知っているし、もっと知りたいと思っている。しかしあちらは、私達の事など存在すら知っているか怪しいのだから。

 猛アタックは控えた方が良い。少しずつ彼に近付き、まず友達にまで上がらないといけない。そして友達の次には、自分を想ってくれている人の認識になると嬉しい。彼にとっての好きな人にはなれない。私は、彼が好きだって事を彼に知って欲しい。それだけ。


「出来る限り、二人で一緒に彼の下へは向かうことにしましょう。フォロー係は必要です」

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