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ぽかぽかキャンプファイアー

 そろそろ夕ご飯か・・・。あっ!お風呂に入ったあとはキャンプファイアーだ!あ~楽しみ!「りりあ、キャンプファイアー、一緒に手つなご!」「うん。ありがとう。」キュートチェンジはずいぶん素直なんだな~。でも、やぱっり、りりあはりりあだな。なんか顔が暗いような。

 夕食の時間

【クールチェンジ!】

 はあ、あんなところ、先生や友達に見られてたら絶対ひかれる・・・。私たち、性格チャンジするとまるで正反対だもんな・・・。それにしても、りりあはいつも1人だな。あんな端の誰もいない席で食べるなんて。「ねえ、りりあとはよく話さないの?」隣のになに聞いた。「え?りりあ?だって、なんか怖いし。それに、あっちから私たちと話すのいやがってそうだし。なんだか関わりずらいんだよね。でも、いつも強気で何となく優しくて。責任感一番持ってるって感じ。昔は・・。そうでもなかったけど。」そうなのか。りりあ、やっぱりブラックチェンジでもいつも1人なのか・・。昔ってキュートチェンジの時のことかな・・。

 キャンプファイアー

お風呂にも入って夜中に火をつけてキャンプファイアー。なんかポップチェンジじゃないとテンションさがるな。やっぱり、夏でも夜は寒い。「りりあ。キャンプファイアー楽しもう。」「つまらない。」「え?」「こんな寒いところでわざわざ木を燃やして何になるって言うの?」「何って言われても・・。とにかく楽しもう。」絶対にりりあと楽しみたい。


代表の学級委員が木に火をつけた。「うわあ・・・。」きれいだな。「ほら、見て。りりあ。炎をずっと見ていれば、なんだか体から心まで温かくなっていく。」「・・・初めて見た。こんなに楽しいキャンプファイアー。」りりあが目をキラキラさせながら言った。「初めて?3年の時も臨海学校でキャンプファイアーしたって話きいたけど。」「そのときはつまらなかった。でも、らら、あんたといると・・。楽しい気分になるきがする。この炎のようにぽかぽか・・とね。」りりあは私にわからないぐらいの笑顔を見せた。素直じゃないな。きっと、心の中では思いっきり笑ってるんだろうな。「らら、ごめん。なんだか私、勘違いしてた。修学旅行なんて楽しくないだろうなって。3年の時は。私、・・・。みんなから嫌われてたからさ。でも、今は、ららが私にいろいろ教えてくれる。嫌なことの思い出をすっ飛ばしてくれる、かな。」そっか、3年の頃まではいじめられてたんだよね。「りりあ!思いっきり楽しもう!」「うん!わかってる!」

キャンプファイアーは大成功して、りりあの笑顔もいっぱいみれた。

【ポップチェンジ。】

「楽しかったね。いよいよ明日でおわりだね。」もう私たちはベットの中でお休み中。「うん。らら。ありがとう。今日はとっても楽しかったよ。」「りりあの笑顔が見れてよかった!お休み!」「お休み。」

【クールチェンジ!】

バスの中では。私たちはやすらかにねむって。起きたころにはもう学校。「あ~。ねちゃった。」「おはよう!らら。」「りりあ。おはよう。」修学旅行あっという間。でも、思い出に残る二日間だったな・・・。

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